特許
J-GLOBAL ID:200903093947524570

旋盤の熱変位補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 雅士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-261088
公開番号(公開出願番号):特開平5-069276
出願日: 1991年09月11日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 機械の個差に対する校正を施した高精度の熱変位補正が行えるようにする。【構成】 所定の補正演算式?@による熱変位補正を行いながらマスタワークWを加工し、そのままチャッキングしておく。タレット2の工具ステーションの一つには確認用変位センサSEを取付けておき、このセンサSEを加工位置に割出す。前記の加工を行ったマスタワークWを主軸6に保持したままで加工プログラム16を実行させ、前記補正演算式?@に従って熱変位補正を行いながら空運転を行う。この空運転時に、確認用変位センサSEによりマスタワークWの加工誤差を計測する。その誤差計測値XEから前記補正演算式?@の特定項の校正定数Kを演算する。この校正定数Kで校正した補正演算式?@により、以後の加工プログラム16の実行時に熱変位補正を行う。
請求項(抜粋):
所定の補正演算式による熱変位補正を行いながらマスタワークを加工する過程と、刃物台に取付けられた確認用変位センサを加工位置に割出す過程と、前記の加工を行ったマスタワークを主軸に保持したままで加工プログラムを実行させ,前記補正演算式に従って熱変位補正を行いながら空運転を行う過程と、この空運転時に前記変位センサにより前記マスタワークの加工誤差を計測する過程と、その誤差計測値から前記補正演算式の特定項の校正定数を演算する過程と、この校正定数で校正した補正演算式により以後の加工プログラムの実行時に熱変位補正を行う過程とを含む旋盤の熱変位補正方法。
IPC (2件):
B23Q 15/18 ,  G05B 19/18

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