特許
J-GLOBAL ID:200903093954680952

トンネル用ライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-094751
公開番号(公開出願番号):特開平11-294094
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 従来のエア圧送式及び回転投射式による吹き付け工法を改善するものであり、撹拌混合を短時間で完了させて回転投射部へ円滑に移送でき、撹拌混合時間を所望に調整して最適な混練り状態が得られると共に、撹拌混合手段中にライニング材料が滞留したり固化しないので閉塞トラブルを防止できる等の達成を目的としたトンネル用ライニング装置である。【解決手段】 円錐台筒5で形成させた撹拌混合室4内に回転軸8と撹拌棒9を設け、円錐台筒5を相対的に低速で回転軸8及び撹拌棒9を相対的に高速で同一方向へ回転させ、円錐台筒5に導入したライニング材料aと急結剤bを撹拌混合させると共に、混練りした吹付けライニング材cを順次移送させて回転投射部1Cへ排出させ、回転投射部1Cを介してトンネルの掘削壁面に回転投射する構成である。
請求項(抜粋):
ライニング材料と急結剤を供給する材料導入部と、ライニング材料に急結剤を加えて混練りする撹拌混合部と、混練りした吹付けライニング材をインペラでトンネルの掘削壁面に吹き付ける回転投射部と、関連各部を回転駆動する回転駆動部と、ベースマシンに連結して前記各部を支持する取付機構部とで構成されるトンネル用ライニング装置であって、前記撹拌混合部は、略水平に配置した円錐台筒で撹拌混合室を形成させ、撹拌混合室内には円錐台筒の中心線に沿って配置した回転軸と、回転軸の外周から円錐台筒の内周近傍へ突出する複数の撹拌棒を設け、前記回転駆動部により前記円錐台筒を相対的に低速で前記回転軸及び撹拌棒を相対的に高速で同一方向へ回転させ、前記材料導入部を介して円錐台筒の小径端側から導入したライニング材料と急結剤を撹拌混合させると共に、混練りした吹付けライニング材を順次移送させて大径端側に配置した前記回転投射部へ排出させ、回転投射部を介してトンネルの掘削壁面に回転投射することを特徴としたトンネル用ライニング装置。

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