特許
J-GLOBAL ID:200903093956070906

鋼板と無機質繊維とによりなる複合パネルならびにその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板橋 清吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200272
公開番号(公開出願番号):特開平6-212732
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】[目的] 無機質繊維の特性を活かし、この無機質繊維を2枚の鋼板で中層として挾着することを主なる目的とし、曲げおよび厚さ方向ににおける剛性の不足を補うため、適宜設定間隙を介して介在させる骨体と、無機質繊維を介層させた表裏面を鋼板にした複合パネルと、その製造法を目的とする。[構成] 2枚の薄板鋼板を素材とした表皮鋼板1、1’において、それぞれ裏側となる面に、金属板よりなる部分または全部が断面倒コ字形のチャンネル形で、内側より内底を指向させた先尖鋭利な反り爪4を突設した骨体接合材2の複数を適宜設定間隙を介して底部外面とを溶着3により固着し、この骨体接合材2に、所望するパネル厚さに適合する寸法を高さ寸法とする高密度無機質繊維または高剛性の単体あるいはそれらの複合体でなる骨体5の上下両端を圧嵌合して一体構成し、これら各骨体5ならびに表皮鋼板1の裏面によって形成された空隙に無機質繊維を芯材6として任意設定密度をもって充填して成る。
請求項(抜粋):
2枚の薄板鋼板を素材とした表皮鋼板1、1’において、それぞれ裏側となる面に、金属板よりなる部分または全部が断面倒コ字形のチャンネル形で、内側より内底を指向させた先尖鋭利な反り爪4を突設した骨体接合材2の複数を適宜設定間隙を介して底部外面とを溶着3により固着し、この骨体接合材2に、所望するパネル厚さに適合する寸法を高さ寸法とする高密度無機質繊維または高剛性の単体あるいはそれらの複合体でなる骨体5の上下両端を圧嵌合して一体構成し、これら各骨体5ならびに表皮鋼板1の裏面によって形成された空隙に無機質繊維を芯材6として任意設定密度をもって充填して成ることを特徴とする鋼板と無機質繊維とによりなる複合パネル。

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