特許
J-GLOBAL ID:200903093959305629

エネルギーサブトラクション画像生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-172601
公開番号(公開出願番号):特開平6-022218
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 エネルギーサブトラクション画像生成方法において、ビームハードニングの影響を低減させて高画質のサブトラクション画像を得る。【構成】 第一および第二のX線画像信号SO1 ,SO2 は、画像処理表示装置内の内部メモリから読み出され、例えば一方に周波数処理が施される。超低空間周波数に対応する非鮮鋭マスク信号Susを求め、原画像データをSorg 、強調係数をβ、再生画像データをS′としたときに、S′=Sorg +β(Sorg -Sus)で表わせる周波数処理の演算式を用いて、強調係数βをX線画像信号SO1 の低濃度域では正、それ以外では0として、X線画像信号SO1 に対して演算を行ない、X線画像信号SO1 ′,SO2 ′が得られる。次いで、画像信号SO1 ′,SO2 ′がそれぞれ担持する各X線画像41,42の相対的な位置合わせが画像信号上で行なわれ、各画素毎にサブトラクション処理が行なわれて軟部画像43が求められる。
請求項(抜粋):
互いに放射線吸収率の異なる複数の組織から構成される被写体を透過した、エネルギー分布が互いに異なる放射線を記録して得られた複数の放射線画像のそれぞれを表わす複数の原画像データのうち少なくとも一つの原画像データに対して、超低空間周波数に対応する非鮮鋭マスク信号Susを求め、該原画像データをSorg 、強調係数をβ、再生画像データをS′としたときに、演算式S′=Sorg +β(Sorg -Sus)で表わせる周波数処理の演算を行ない、この周波数処理により得られた画像データと該周波数処理の行なわれていない前記原画像データに応じて、もしくは、該周波数処理により得られた複数の画像データに応じてサブトラクション処理を行なうことにより、前記被写体中の所望とする組織の陰影が抽出もしくは強調されたサブトラクション画像データを求めるエネルギーサブトラクション画像生成方法であって、前記強調係数βを、前記原画像データが比較的高エネルギーによる画像である場合には該原画像データの低濃度域においては負、それ以外においては0となり、該原画像データが比較的低エネルギーによる画像である場合には該画像データの低濃度域において正、それ以外では0となるように該原画像データの濃度に応じて変化させることを特徴とするエネルギーサブトラクション画像生成方法。
IPC (3件):
H04N 5/325 ,  G03B 42/02 ,  H04N 7/18

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