特許

J-GLOBAL ID：200903093967142372

自動変速機の変速制御装置

発明者： 中川 徳久 ,  松岡 廣樹
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 池田 治幸 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-321205
公開番号（公開出願番号）：特開平5-133461
出願日： 1991年11月08日
公開日（公表日）： 1993年05月28日
要約：

【要約】【目的】 運転者の加速に対する要求量から決定した補正係数により自動変速機の変速判断を補正する変速制御装置において、運転者の加速に対する要求をより忠実に反映した変速制御が行われるようにする。【構成】 ステップS34乃至ステップS40において、車両の走行状態を表す現在の変速段に応じて補正係数KSFTAの減衰率αを低速段であるほど小さめに定めることにより、運転者の要求がそれぞれ異なる様々な走行状態にきめ細かく対応した最適な補正を行い、低速段での走行においてはアップシフトがより一層抑制されるようにして充分な加速性とエンジンブレーキ作用を得る一方、高速段での走行においては速やかなアップシフトにより静粛性を確保した。

請求項（抜粋）：

予め定められた変速条件に従って実際の変速パラメータの値に応じて自動変速機の変速段を自動的に切り換える変速制御手段と、運転者の加速に対する要求量に応じて補正係数を決定するとともに、該補正係数を予め定められた減衰率で減衰させる補正係数決定手段と、前記補正係数に応じてダウンシフトし易くなるように前記変速条件および実際の変速パラメータの値の何れかを補正する補正手段とを備えた自動変速機の変速制御装置において、前記運転者の加速に対する要求量に応じて決定される補正係数および該補正係数の減衰率の少なくとも一方を車両の走行状態に応じて変更する変更手段を設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。