特許
J-GLOBAL ID:200903093969258998
液圧装置システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-228948
公開番号(公開出願番号):特開平9-072313
出願日: 1995年09月06日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 液圧装置システムを比較的簡単な構成で質量が小さく、取り付けスペースが少なくて済み、さらに制御系を簡単にする。【解決手段】 出力軸6の正転時には蓄圧器9からの圧液を固定容量形液圧装置1の第1のポートP1 に、逆転時にはその圧液を第2のポートP2 に作用させ、出力軸6に固定された慣性物体7を回転させて流体エネルギを運動エネルギに変換する。逆に、出力軸6の正転動作からの制動時には、慣性物体7による運動エネルギによりリザーバタンク10から作動液を第3の管路23を通して吸い上げて第2の管路22を通して蓄圧器9に、逆転動作からの制動時には、リザーバタンク10から作動液を第4の管路24を通して吸い上げて第1の管路21を通して蓄圧器9にそれぞれ還流させ、運動エネルギを流体エネルギに変換する。
請求項(抜粋):
出力軸に慣性物体が取り付けられた固定容量形液圧装置と、該固定容量形液圧装置の第1のポート又は第2のポートに前記出力軸の回転方向に応じて高圧を作用させる高圧液圧源と、該高圧液圧源から前記固定容量形液圧装置を介した作動液を蓄えるリザーバタンクと、前記第1のポートと第2のポートからそれぞれ逆止弁を介して前記高圧液圧源に連通する自由流れ方向の第1の管路と第2の管路と、前記リザーバタンクからそれぞれ逆止弁を介して前記第1のポートと第2のポートにそれぞれ連通する自由流れ方向の第3の管路と第4の管路と、2位置切換弁と、3位置切換弁とを設け、前記2位置切換弁を、前記第1のポートと第2のポートをそれぞれ前記3位置切換弁の各ポートに連通させる位置と遮断する位置とに切り換え可能に接続すると共に、前記3位置切換弁を、前記2位置切換弁がそれぞれ前記各ポートに連通させる位置にあるときに前記2位置切換弁を介して前記高圧液圧源を前記第1のポートに、前記第2のポートを前記リザーバタンクにそれぞれ連通させる第1の位置と、前記高圧液圧源を前記2位置切換弁を介して前記第2のポートに、前記第1のポートを前記リザーバタンクにそれぞれ連通させる第2の位置と、前記第1のポートと第2のポートを前記2位置切換弁を介して連通させる第3の位置とに切り換え可能に設け、前記出力軸の正転動作からの制動時には、前記固定容量形液圧装置の出力軸に取り付けられた慣性物体による運動エネルギにより前記リザーバタンクから作動液を前記第3の管路を通して吸い上げて前記第2の管路を通して前記高圧液圧源に還流させ、逆転動作からの制動時には、前記慣性物体による運動エネルギにより前記リザーバタンクから作動液を前記第4の管路を通して吸い上げて前記第1の管路を通して前記高圧液圧源に還流させるようにしたことを特徴とする液圧装置システム。
IPC (3件):
F15B 21/14
, F03C 1/00
, F04B 23/00
FI (3件):
F15B 11/00 K
, F03C 1/00
, F04B 23/00 Z
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