特許
J-GLOBAL ID:200903093970937238
車両用暖房装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157933
公開番号(公開出願番号):特開平8-002240
出願日: 1994年06月16日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 寒冷時に車両室内の暖房を急速に行うことにより車両室内の快適性の向上を図る。【構成】 コントローラ6の制御部6Aは、雰囲気温センサ1により検出したドライバーに近接した付近の雰囲気温度,外気温センサ2により検出した外気温度,及び電熱板5の電熱線5kのワット数との対応関係を示す温調制御マップ6Bに基づき電熱板5の電熱線5kのワット数を設定し、設定したワット数に対応したワット数選択信号を出力してヒータ切替スイッチ10を端子5p,5q,5rの何れかに接続することにより、電熱板5の電熱線5kで発熱した熱に基づく急速暖房制御を行い、エンジン冷却水の水温が所定温度(60度C)に達した時点で通常暖房制御に移行する。
請求項(抜粋):
エンジンを冷却した後の冷却水から放出する熱で空気を加熱するヒータコアと,該ヒータコアで加熱された温風を車両室内へ導く温風ガイド手段と,外部操作され車両室内の暖房モードを設定する暖房スイッチと,該暖房スイッチにより車両室内の暖房モードが設定された場合に駆動して前記ヒータコアへ向けて風を送り込む送風機構とを車体に備えた車両用暖房装置において、前記ヒータコアの温風排出側に、電熱体を付設すると共に、前記車体の一部に、前記エンジンの冷却水の水温を検出する水温センサを装備し、前記エンジンの始動時に前記暖房スイッチにより暖房モードが設定された場合に予め特定された制御マップに基づき急速暖房が必要か否かを判定する第1の機能と,急速暖房が必要と判定した場合に前記電熱体に通電する第2の機能と,前記水温センサにより検出した水温が設定温度に達した場合に前記電熱体への通電を停止する第3の機能とを有する制御手段を装備したことを特徴とする車両用暖房装置。
IPC (2件):
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