特許
J-GLOBAL ID:200903093974562360

o-フタルアルデヒドを精製及び製剤化するための改善された方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-138275
公開番号(公開出願番号):特開2003-012593
出願日: 2002年05月14日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】粗製o-フタルアルデヒド(OPA)を簡単かつ安全にそして実質的に定量的に精製することができ、数年経た後でさえ塊状化しない安定化形にすることができる方法を見出すこと。【解決手段】 o-フタルアルデヒドを精製及び製剤化するための改善された方法であって、OPAのアセタールを酸加水分解により開裂することによって得られた粗製OPAを、場合によっては塩基性水溶液を加えることによって、1〜8のpHに調節し、次いで相の分離を行った後に、薄層蒸発器を用いて100 mbar〜大気圧の圧力及び室温〜180 °Cの温度において1分未満の非常に短時間の熱的ストレスの下に、アルデヒドを含む方の相から水を留去し、そして薄層蒸発器を用いて0.5 〜50 mbar の圧力及び80〜180 °Cのジャケット温度において1分未満の非常に短時間の熱的ストレスの下に、残留した蒸留残液からOPAを塔頂より抜き出し、そして生じたOPA溶融物を、大気圧及び60〜80°Cの温度でペレット成形する。
請求項(抜粋):
o-フタルアルデヒドを精製及び製剤化するための改善された方法であって、o-フタルアルデヒドのアセタールを酸加水分解により開裂することによって得られた粗製o-フタルアルデヒドを、a) --場合によっては塩基性水溶液を加えることによって--1〜8のpHに調節し、次いで相の分離を行った後に、b) 薄層蒸発器を用いて100 mbar〜大気圧の圧力及び室温〜180 °Cの温度において1分未満の非常に短時間の熱的ストレスの下に、アルデヒドを含む方の相から水を留去し、そしてc) 薄層蒸発器を用いて0.5 〜50 mbar の圧力及び80〜180 °Cのジャケット温度において1分未満の非常に短時間の熱的ストレスの下に、残留した蒸留残液からo-フタルアルデヒドを塔頂より抜き出し、そしてd) 生じたo-フタルアルデヒド溶融物を、大気圧及び60〜80°Cの温度でペレット成形して、高純度及び貯蔵安定性の形で淡黄色のo-フタルアルデヒドを得る、上記方法。
IPC (3件):
C07C 45/81 ,  C07C 45/82 ,  C07C 47/544
FI (3件):
C07C 45/81 ,  C07C 45/82 ,  C07C 47/544
Fターム (11件):
4H006AA02 ,  4H006AB84 ,  4H006AC45 ,  4H006AD11 ,  4H006AD15 ,  4H006AD30 ,  4H006BB31 ,  4H006BC50 ,  4H006BC51 ,  4H006BC52 ,  4H006BC53

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