特許
J-GLOBAL ID:200903093977828922

燃料電池発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230588
公開番号(公開出願番号):特開平9-082350
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】通常運転中に水蒸気分離器の温度、圧力が低下する事態が生じても大幅な温度、圧力の変動を生じることなく安定して制御できるものとする。【解決手段】燃料電池本体1の水冷式冷却器1Aに冷却水循環ポンプ8により冷却水を送り、排出された二相流を回収して得られる飽和水蒸気32を水蒸気改質系2へと送る水蒸気分離器3に、発電装置の起動時に燃料電池本体1を所定温度まで加熱するために設けられた加熱循環系6において、加熱循環ポンプ9をVVVFインバータ9で駆動することとし、通常の発電運転中も低速回転で運転し、加熱循環系6の冷却水を常時微流量で循環させる。
請求項(抜粋):
水冷式の燃料電池本体と、原燃料を改質する水蒸気改質系に飽和水蒸気を供給する水蒸気分離器とが、冷却水循環ポンプを備えた冷却水循環系により相互に連結され、さらに水蒸気分離器に、内蔵する電気ヒーターにより水蒸気分離器からの供給水を加熱する加熱器と加熱水を水蒸気分離器に送る加熱循環ポンプを備える加熱循環系が連結され、発電運転中は燃料電池本体の発生熱を熱源として水蒸気分離器が飽和水蒸気を発生し、起動時には電気ヒーターを熱源として水蒸気分離器の包蔵水を起動に好適な所定温度に加熱するものにおいて、前記加熱循環ポンプが、発電運転中の回転数を起動時の回転数より低速として用いられるものであることを特徴とする燃料電池発電装置。

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