特許
J-GLOBAL ID:200903093979392803

触媒劣化検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160458
公開番号(公開出願番号):特開平6-346723
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 触媒上流側および触媒下流側の両空燃比センサの出力を比較して触媒劣化を判定するに際し両空燃比センサの出力差を大きくし、かつ安定した判定値が得られるようにして触媒劣化の誤判定を防止する。【構成】 空燃比制御定数(P値)フィードバック制御による上流側O2センサ劣化判定の終了条件が成立し、かつ、下流側O2センサ出力がリッチ側で所定値以上になったときにP値フィードバック制御を終了させ、O2センサ劣化判定の結果が正常であれば引き続いて触媒劣化判定を開始する。その際、P値リッチシフトによって下流側O2センサ出力をリッチ側に張り付かせる。そして、上流側O2センサ出力と下流側O2センサ出力の積算値比あるいは平均値比をしきい値と比較して触媒の劣化状態を判定する。
請求項(抜粋):
排気系に配設した排気ガス浄化用触媒の上流側と下流側にそれぞれ空燃比センサを配置するとともに触媒上流側の空燃比センサの出力に基づいて燃焼用混合気の空燃比を目標空燃比にフィードバック制御する空燃比制御装置を設けたエンジンにおける前記触媒上流側および触媒下流側の両空燃比センサの出力に基づいて前記触媒の劣化状態を判定し劣化検出を行う触媒劣化検出装置であって、触媒上流側および触媒下流側の両空燃比センサの出力に基づいて触媒の劣化状態を判定し劣化検出を行う触媒劣化検出手段と、所定の触媒劣化検出実行条件を判定し該条件が成立したときに前記触媒劣化検出手段に劣化検出を実行させる劣化検出実行判定手段と、触媒劣化検出実行中は前記空燃比制御装置による空燃比フィードバック制御の制御定数を空燃比リッチ側へ所定量シフト変更させるリッチシフト手段と、前記触媒下流側の空燃比センサの出力がリッチ側の所定値に達するまで前記劣化検出実行判定手段による劣化検出の実行を制限する実行制限手段を備えたことを特徴とする触媒劣化検出装置。
IPC (6件):
F01N 3/20 ,  F02B 77/08 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/22 301 ,  F02D 45/00 314 ,  G01M 15/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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