特許
J-GLOBAL ID:200903093983976968

キャッシュメモリ及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲垣 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-159339
公開番号(公開出願番号):特開平10-011362
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 長い間隔でヒットする優先順位の高いデータをキャッシュメモリ内に有効に保持する。【解決手段】 キャッシュメモリ10では、第1領域12は順次にアクセスされるデータの所定量を、第2領域13は順次にアクセスされるデータのデータ番号の所定量を、第3領域14は第2領域でヒットしたデータ番号のデータを所定量、夫々保持する。各領域12、13、14は、最古利用データを自動的に排除する。システムから、データブロックのアクセス要求が発生すると、各領域12、13、14内に、そのデータ又はデータ番号が記憶されているかどうかを検索する。短い間隔でヒットするデータは第1領域12内に、長い間隔でヒットするデータは第2領域14内に夫々保持される。第2領域13は、データ番号のみを保持するので、記憶容量が小さくとも多数のデータ番号を保持できる。本キャッシュメモリは、長い間隔でヒットする優先順位の高いデータが、長い列を成すより優先順位が低いデータに対して抵抗力を有する。
請求項(抜粋):
コンピュータシステムの外部記憶装置から読み出されたデータブロックを一時的に保持するキャッシュメモリにおいて、順次にアクセスされたデータブロックを記憶し、該データブロックの所定量を一時的に保持する第1の記憶領域と、前記順次にアクセスされたデータブロックを識別するための識別データを記憶し、該識別データの所定量を一時的に保持する第2の記憶領域と、該第2の記憶領域に保持されている識別データに対応するデータブロックがヒットされると該ヒットされたデータブロックを記憶し、該データブロックの所定量を一時的に保持する第3の記憶領域とを備えることを特徴とするキャッシュメモリ。
IPC (2件):
G06F 12/12 ,  G06F 12/08 320
FI (2件):
G06F 12/12 A ,  G06F 12/08 320
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-035544
  • 特開平4-257952

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