特許
J-GLOBAL ID:200903093985293892

車両用ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-331252
公開番号(公開出願番号):特開2001-146932
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】一対の摩擦パッドの一方をディスクロータ側に押圧可能な押圧ピストンに軸方向の駆動力を作用させ得る電動モータを備える車両用ディスクブレーキ装置において、消費電力の低減および電動モータの負荷低減を図る。【解決手段】車両の通常の走行状態で想定される最大のブレーキ力を得るだけのばね力で一方の摩擦パッド6A側に押圧ピストン8を付勢するばね11がキャリパボディ7および押圧ピストン8間に設けられ、電動モータ9の回転軸23の回転が電磁クラッチ12の非通電状態で阻止されるとともに電磁クラッチ12の通電状態で許容され、ブレーキ操作部材39の操作力を検出する操作力検出器40の検出信号に応じて電動モータ9および電磁クラッチ12が制御ユニット38で制御される。
請求項(抜粋):
ディスクロータ(5)の両側に配置される一対の摩擦パッド(6A,6B)と;両摩擦パッド(6A,6B)の一方(6A)をディスクロータ(5)側に押圧することを可能としてキャリパボディ(7)に支承される押圧ピストン(8)と;正・逆回転を可能として前記キャリパボディ(7)に取付けられる電動モータ(9)と;該電動モータ(9)の回転動力を減速して前記押圧ピストン(8)の軸方向駆動力に変換することを可能とするとともに前記押圧ピストン(8)から前記電動モータ(9)側への動力伝達をも可能として前記押圧ピストン(8)および電動モータ(9)間に設けられる動力伝達手段(10)と;を備える車両用ディスクブレーキ装置において、車両の通常の走行状態で想定される最大のブレーキ力を得るだけのばね力で前記一方の摩擦パッド(6A)側に前記押圧ピストン(8)を付勢するようにして前記キャリパボディ(7)および押圧ピストン(8)間に設けられるばね(11)と;非通電時に前記電動モータ(9)の回転軸(23)の回転を阻止する状態ならびに通電時に前記回転軸(23)の回転を許容する状態を切換可能な電磁クラッチ(12)と;ブレーキ操作部材(39)の操作力を検出する操作力検出器(40)と;ブレーキ操作部材(39)によるブレーキ力増大操作に応じて電動モータ(9)への電力供給を停止したまま電磁クラッチ(12)に通電するとともに前記操作力検出器(40)の検出値に応じたタイミングで電磁クラッチ(12)への通電を停止し、ブレーキ操作部材(39)によるブレーキ力減少操作に応じて電磁クラッチ(12)に通電するとともに押圧ピストン(8)をディスクロータ(5)から離反する側に駆動するように電動モータ(9)を作動せしめ、ブレーキ操作部材(39)を非操作状態とするのに伴って電磁クラッチ(12)への通電を停止するようにして、前記操作力検出器(40)の検出信号に応じて前記電動モータ(9)および電磁クラッチ(12)を制御する制御ユニット(38)と;を含むことを特徴とする車両用ディスクブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 65/18 ,  F16D 55/224 104
FI (2件):
F16D 65/18 A ,  F16D 55/224 104 B
Fターム (13件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA69 ,  3J058AA78 ,  3J058AA79 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA02 ,  3J058BA78 ,  3J058CC15 ,  3J058CC77 ,  3J058FA01

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