特許
J-GLOBAL ID:200903093987787701

干渉源地球局の位置特定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 福田 賢三 ,  福田 伸一 ,  福田 武通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-116419
公開番号(公開出願番号):特開2004-328088
出願日: 2003年04月22日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】静止軌道上の衛星配置状況等に依存することなく、干渉源地球局の位置特定を好適に行い得る干渉源地球局の位置特定方法を提供する。【解決手段】静止軌道Oの内側の円軌道Pを地球の回転と逆向きに周回する監視衛星Mを置き、静止通信衛星Aの真下付近を監視衛星Mが通過しているとき、地球局Xが静止通信衛星Aに向けて発した電波は監視衛星Mにも到達し、これを中継して地球方向へ送り返すと、地球局Xの電波が静止通信衛星Aを介して地球局Gに達するに要した時間と監視衛星Mを介して地球局Gに到達するに要した時間との差を測定でき、これより等価的に静止通信衛星Aから地球局Xに至る距離AXと、監視衛星Mから地球局Xに至る距離MXとの差AX-MXが求まり、地図上に解曲線が引ける。静止通信衛星Aの真下付近を監視衛星Mが通過する過程で解曲線を複数描くと、それらの交点として地球局Xの位置が特定できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
静止軌道上の静止通信衛星に干渉を与える電波を発する地球局である干渉源地球局の位置を、地上の他の地球局である監視地球局により特定する干渉源地球局の位置特定方法であって、 静止軌道より高度が低い円軌道上を地球と逆向きに周回し、干渉源地球局からの干渉電波を受ける被干渉衛星が使用する周波数とは異なる周波数で下り回線の通信を行う監視衛星を置き、 上記監視衛星が、被干渉衛星の真下を通過する過程で、少なくとも2回以上、干渉源地球局から到来した電波を中継して地球方向へ送り返し、 上記監視衛星からの下り回線と被干渉衛星からの下り回線を共に監視地球局によって受信する毎に、干渉源地球局が発した電波が被干渉衛星を介して監視地球局に至るに要した時間と、干渉源地球局が発した電波が監視衛星を介して監視地球局に至るに要した時間の差を測定し、その時間の差の測定に基づいて、被干渉衛星から干渉源地球局に至る距離と、監視衛星から干渉源地球局に至る距離の差を求め、その求めた距離の差に基づいて、干渉源地球局が存在する可能性のある点の集合である解曲線を地図上に引き、 上記監視衛星からの下り回線と被干渉衛星からの下り回線を共に監視地球局によって受信する毎に引かれた複数の解曲線の交点として、干渉源地球局の位置を特定するようにしたことを特徴とする干渉源地球局の位置特定方法。
IPC (4件):
H04B7/185 ,  B64G3/00 ,  G01S5/10 ,  G01S13/74
FI (4件):
H04B7/185 ,  B64G3/00 ,  G01S5/10 Z ,  G01S13/74
Fターム (19件):
5J062AA08 ,  5J062BB04 ,  5J062CC12 ,  5J062CC13 ,  5J070AC01 ,  5J070AE20 ,  5J070AJ10 ,  5J070AL02 ,  5J070BC12 ,  5J070BC18 ,  5J070BH11 ,  5K072AA04 ,  5K072BB22 ,  5K072DD02 ,  5K072DD03 ,  5K072DD16 ,  5K072GG15 ,  5K072HH01 ,  5K072HH02

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