特許
J-GLOBAL ID:200903093997694086

ハイブリッド励磁型同期機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-144712
公開番号(公開出願番号):特開2009-296691
出願日: 2008年06月02日
公開日(公表日): 2009年12月17日
要約:
【課題】励磁電力損失を抑止しつつ増減磁を行うことが可能なハイブリッド励磁型同期機を提供すること。【解決手段】永久磁石9を有するロータコア2のうち、偶数番目のロータ磁極部6Bの永久磁石9の磁束は、軸方向磁路部材53により軸方向に誘導される。奇数番目のロータ磁極部6Aの永久磁石9の磁束は軟磁性の内筒部51に送られる。内筒部51及び軸方向磁路部材53の軸方向端面はロータコア5よりも軸方向に突出しており、図略の静止磁路部材に微小ギャップを隔てて対面している。この静止磁路部材に巻いた図略の励磁コイルに流す励磁電流により、永久磁石9がステータコアに与える磁石磁束(界磁束)の量を調節することができる。励磁コイルと永久磁石9とは界磁束磁気回路において直列配置となるため、励磁コイルの電力損失を低減することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
モータフレームに固定されてステータコイルが巻装されたステータコアと、 回転軸に固定されて前記ステータコアの内周面に対し微小ギャップを隔てて対面する軟磁性のロータコアと、 前記ロータコアに周方向所定ピッチで極性交互に固定されて前記ステータコイルと鎖交する磁石磁束を発生する偶数個の永久磁石と、 前記ステータコイルと鎖交する界磁束量を調整する励磁コイルと、 前記モータフレームに固定されて前記励磁コイルが巻装される静止磁路部材とを備えるハイブリッド励磁型同期機において、 前記ロータコアは、 前記回転軸に嵌着、固定された軟磁性の内筒部と、 前記内筒部の径方向外側に位置して周方向に偶数個配列された軟磁性のロータ磁極部と、 を有し、 前記永久磁石は、 前記内筒部の外周面に対し所定ギャップ隔てて配置された偶数番目の前記ロータ磁極部に固定されて前記偶数番目のロータ磁極部を第1極性に磁化する第1の永久磁石と、 前記内筒部の外周面に密着して配置された奇数番目の前記ロータ磁極部に固定されて前記奇数番目のロータ磁極部を第2極性に磁化する第2の永久磁石と、 を有し、 前記静止磁路部材は、 前記ロータコアの端面に近接配置されて前記内筒部と前記偶数番目のロータ磁極部とに対してそれぞれ所定ギャップを隔てて対面することを特徴とするハイブリッド励磁型同期機。
IPC (3件):
H02K 1/22 ,  H02K 21/14 ,  H02K 1/27
FI (3件):
H02K1/22 A ,  H02K21/14 M ,  H02K1/27 501A
Fターム (22件):
5H601AA24 ,  5H601CC01 ,  5H601CC15 ,  5H601DD01 ,  5H601DD11 ,  5H601EE18 ,  5H601EE21 ,  5H601GA24 ,  5H601GA25 ,  5H601GA32 ,  5H601GA34 ,  5H601GB05 ,  5H621AA03 ,  5H621BB07 ,  5H621GA04 ,  5H621HH01 ,  5H621PP10 ,  5H622AA03 ,  5H622CA02 ,  5H622CA14 ,  5H622CB01 ,  5H622PP03
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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