特許
J-GLOBAL ID:200903093998311040
ステータコアへのコイル巻線方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-364580
公開番号(公開出願番号):特開平11-187629
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 複数のコア片を連結して構成されるステータコアの内歯に作業性よく巻線できるステータコアへの巻線方法を提供する。【解決手段】 隣接するスロットの中心線から中心線までを単位として分割された複数個のコア片120を、2個以上のステータコアに必要な数だけ連結して環状の1つのコア片連結体150を構成する。このコア片連結体150を巻線装置のホルダで保持して位置決めし、このコア片連結体150の中心に巻線装置のガイド筒12を配置し、ガイド筒12の先端に装着されたノズル141を前記コア片とコア片との間に形成されたスロット111に挿入して、ガイド筒12を作動させることにより、コア片連結体150の複数の内歯122に対して同時に巻線を行う。
請求項(抜粋):
ステータコアの軸心に配置され、軸方向に往復移動すると共に、所定の周期で往復回動しながら、導線を一端から導入し、他端から繰り出すガイド筒と、このガイド筒の他端に取付けられたヘッドを介して、前記ガイド筒と直角にかつ放射状に取付けられ、前記導線を前記ガイド筒に対してほぼ直交する方向に繰り出す複数のノズルと、ステータコアを回転可能に保持して、前記ノズルによる巻線が所定の内歯に対してなされるように、ステータコアを位置決めするホルダとを備えた巻線装置を用いて、ステータコアの内歯に巻線する方法において、前記ステータコアとして、1つのスロットの中心線から前記スロットに隣り合うスロットの中心線までを単位として分割された複数個のコア片を有し、これらのコア片の周方向端部どうしを連結して構成されるものを用い、前記コア片を2個以上のステータコアに必要な数だけ連結して環状の1つのコア片連結体を構成し、このコア片連結体を前記巻線装置の前記ホルダで保持して位置決めし、このコア片連結体の中心に前記ガイド筒を配置し、前記コア片とコア片との間に形成されたスロットに前記ノズルを挿入して、前記ガイド筒を作動させることにより、前記コア片連結体の複数の内歯に対して同時に巻線を行い、この巻線操作を前記コア片連結体を所定角度ずつ回転させて必要回数繰り返すことにより各内歯に対する巻線を終了し、その後に前記コア片連結体を1個のステータコアに必要な数毎に分離し、1個のステータコアに必要な数で連結されたコア片を環状に連結してステータコアとすることを特徴とするステータコアへの巻線方法。
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