特許
J-GLOBAL ID:200903093999417594

データ多重回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-316142
公開番号(公開出願番号):特開平6-152556
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】 データ発生回路からデータと位相の合った信号を発生し、それに合わせて多重クロックを発生することで遅延量の少ないデータ多重化回路を提供する。【構成】 データ発生回路1は、データの出力に合わせた参照信号1Bを発生させる。参照信号1Bは、多重クロック5Aと比較回路2で比較され、その出力は、制御回路3により、位相差によりリセット信号3Aに変換され多重用分周回路5をリセットする。多重用分周回路5は、データ発生回路のデータ出力に位相が合うまでリセットを繰り返す。すなわち、分周回路5をリセットすることにより、多重回路4に入力する分周回路5の多重クロック5Aをデータ発生回路1の遅延に対して相対的に位相を合わせている。多重クロック5A、リタイミングクロック7Aは、データ発生回路の位相と絶対的にあっている必要はなく、任意の周波数においても多重することができる。
請求項(抜粋):
入力クロックを分周する第1の分周手段(6) と、前記分周手段(6) より分周クロックを入力してこの分周クロックに同期したデータを出力するデータ発生手段(11)と、前記データ発生手段(11)から送られてきた前記データを入力してこのデータを多重化する多重化手段(4) とを備え、この多重化手段(4) が前記分周クロックを所定量遅延した遅延クロックを多重クロックとして前記データの多重化を行うデータ多重化回路において、前記入力クロックを分周して前記多重化手段(4) の多重クロックを出力する第2の分周手段(5) と、データ発生手段(1) より前記データの出力に合わせた参照信号と前記第2の分周手段(5) より多重クロックを入力し、これら信号の位相差を検出出力する比較手段(2) と、前記比較手段(2) より位相差を入力し、これが前記多重化手段(4) で多重不可能な位相差である場合には前記第2の分周手段(5) をリセットする制御手段(3)とを有することを特徴とするデータ多重回路。

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