特許
J-GLOBAL ID:200903094002698080

プリンタのスキュー防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338931
公開番号(公開出願番号):特開平5-169742
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 給紙トレーからの給紙時にスキューが生じた用紙であっても印字部に正確に搬送する。印字部と給紙トレーを自由にレイアウトし、装置自体を小型に設計することを可能する。さらに使用環境にかかわらず薄手の用紙から厚手の用紙にいたるまで対応することを可能とする。【構成】 給紙ローラ2と紙送りローラ5の間に用紙送り方向と直交方向の上下どちらか一方向に湾曲した形状により用紙の撓みを抑制する紙案内部材4を設け、紙の送り方向の剛性を利用して給紙ローラで用紙を逆戻しさせることにより、紙送りローラの応圧部の直線に用紙7の先端を当接させ、用紙の姿勢を整えることにより、給紙トレー1からの給紙時にスキューが生じた用紙であっても印字部に正確に搬送することが可能となる。
請求項(抜粋):
用紙を積載する給紙トレーと、この給紙トレーから用紙を一枚ずつ送り出す給紙ローラと分離パッドと、前記分離された用紙を導く紙案内部材と、これに続く印字部に前記用紙を応圧部が用紙送り方向に対し直交方向で直線となるよう狭圧し搬送する一対もしくは複数の紙送りローラと、該紙送りローラを用紙送り方向に対し正逆自在に回転し、任意に選択された場合に前記紙送りローラ正転方向回転時に前記給紙ローラを正転させる駆動手段から構成される紙送り手段を有するプリンタの給紙装置において、前記給紙ローラで分離搬送された前記用紙を前記用紙送り方向と直交方向の上下どちらか一方向に湾曲した形状をなす紙案内部材にそわせながら送り出し、前記用紙の先端が前記紙送りローラの応圧点を通過するまで搬送し、次に前記紙送りローラを逆転させ、前記用紙の先端が前記紙送りローラの応圧点を外れるまで逆送りさせることにより、前記用紙全体を前記給紙ローラと分離パッドの応圧力もしくは湾曲された用紙の復原力から生ずる摩擦力に抗して前記紙案内部材の形状にそって逆戻しさせ、前記用紙先端を前記紙送りローラの応圧部の直線に揃えて、その後前記紙送りローラを正転させて用紙を送り印字を開始することを特徴とするプリンタのスキュー防止方法。
IPC (6件):
B41J 13/00 ,  B41J 11/42 ,  B65H 3/06 340 ,  B65H 3/68 ,  B65H 5/36 ,  B65H 9/14

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