特許
J-GLOBAL ID:200903094004747038

内視鏡用処置具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300950
公開番号(公開出願番号):特開平11-128240
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】本発明は、ESTのような複雑な手技を行う場合でもその処置を簡便化してその処置を能率向上させ、術者、患者の苦痛を軽減できる内視鏡用処置具を提供することを最も主要な特徴とする。【解決手段】パピロトミーナイフ13とプリカッティングナイフ14とを備えた一体的なナイフユニット17を処置部4に設け、パピロトミーナイフ13を操作する第1のナイフ操作部18と、プリカッティングナイフを操作する第2のナイフ操作部19とを操作部3にそれぞれ設けたものである。
請求項(抜粋):
体内に挿入される細長い挿入部の基端部に手元側の操作部が連結され、前記挿入部の先端部に配設された処置部が前記操作部の操作によって駆動される内視鏡用処置具において、先端部に前後2か所のワイヤ導出口が形成された絶縁シースを前記挿入部に配設し、この絶縁シース内に少なくとも2本の導電性ワイヤを互いに絶縁状態で挿入するとともに、前記絶縁シース内に挿通された一方の第1の導電性ワイヤの先端部を前記前後2か所のワイヤ導出口から前記絶縁シースの外部に導出させ、前記絶縁シースの外部に露出させた導電性ワイヤの露出部分によって形成された高周波切開用の第1のナイフ部と、前記絶縁シース内に挿通された他方の第2の導電性ワイヤの先端部に連結され、前記絶縁シースの先端開口部から外部側に突没可能に突設される高周波切開用の第2のナイフ部とを備えた一体的なナイフユニットを前記処置部に設け、かつ前記第1の導電性ワイヤの基端部に連結され、前記第1のナイフ部を操作する第1のナイフ部操作手段と、前記第2の導電性ワイヤの基端部に連結され、前記第2のナイフ部を操作する第2のナイフ部操作手段とを前記操作部にそれぞれ設けたことを特徴とする内視鏡用処置具。

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