特許
J-GLOBAL ID:200903094011002080

燃料電池制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015250
公開番号(公開出願番号):特開平6-231786
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 ガス密度を考慮に入れた再循環燃料流量の制御を行い、燃料電池制御装置の信頼性を高める。【構成】 燃料電池8の発電電流を検出する電流検出器21と、予め求められた関数に基づいて検出された電流値を再循環流量目標値へ変換する再循環流量目標値演算器22と、再循環流量目標値演算器22で変換された再循環流量目標値と再循環流量検出器19による測定値とを比較し偏差信号を出力する比較器23と、この偏差信号に基づいて前記再循環流量制御弁18への開度制御信号を演算するPID制御演算器24とを設ける。
請求項(抜粋):
電解質層を挟んで配置される燃料極および酸化剤極にそれぞれ燃料ガスおよび酸化剤ガスを導入しこのとき生じる電気化学反応により電気エネルギーを発生する燃料電池の前記燃料極出口から排出されるガスを、再循環ブロワおよび再循環流量制御弁を備えた再循環ラインを介して、前記燃料極入口に再循環する再循環ガス流量を制御する燃料電池制御装置において、前記再循環ラインに設置され、流量差圧を検出し基準密度のガス流量に換算する再循環流量検出器と、前記燃料電池の発電出力電流値、負荷指令値、発電出力電力値あるいは燃料電池出口水素濃度の少なくとも1つに基づいて、予め設定される再循環流量目標値に対して再循環ガス密度の前記基準密度からの変化を考慮に入れた修正再循環流量目標値を算出する再循環流量目標値演算器と、前記再循環流量検出器からの再循環ガス流量を前記再循環流量目標値演算器からの修正再循環流量目標値と比較し、偏差信号を出力する比較器と、この比較器からの偏差信号に基づいて前記再循環流量制御弁の開度制御信号を出力する制御演算器とを具備することを特徴とする燃料電池制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-119405
  • 特開昭60-058537
  • 特開平3-094104

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