特許
J-GLOBAL ID:200903094017596217

アウタロータ型多極発電機用ロータにおける磁鋼片固定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-322169
公開番号(公開出願番号):特開2000-152541
出願日: 1998年11月12日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】【課題】ステータを同軸に囲繞するロータヨークの内側面に、該ステータの周方向に等間隔をあけて複数の磁石が固着されて成るアウタロータ型多極発電機用ロータにおいて、着磁によって前記磁石となる複数の磁鋼片をロータヨークの内側面に接着するにあたり、ロータヨークの内側面への磁鋼片の接着を自動化して接着工程の効率向上を図り、ロータヨークの内側面への磁鋼片の接着位置精度の向上を図る。【解決手段】各ホルダ381 に磁鋼片26を装着、保持した状態でのアーム37を、内側面に接着剤を塗布したロータヨーク25内に軸方向相対位置を一定に定めて同軸に挿入し、各アーム37をロータヨーク25の半径方向外方に移動せしめることにより磁鋼片26をロータヨーク25の内側面に押付け、乾燥処理後に各アーム37をロータヨーク25の半径方向内方に移動させる。
請求項(抜粋):
ステータ(15)を同軸に囲繞するロータヨーク(25)の内側面に、該ステータ(15)の周方向に等間隔をあけて複数の磁石(26′)が固着されて成るアウタロータ型多極発電機用ロータにおいて、着磁によって前記磁石(26′)となる複数の磁鋼片(26)をロータヨーク(25)の内側面に接着するにあたり、前記ロータヨーク(25)の半径方向に沿う移動が可能であるとともに前記ロータヨーク(25)の周方向に等間隔をあけた位置に配置される複数のアーム(37)と、前記ロータヨーク(25)の周方向に沿う前記磁鋼片(26)の両側面を規制するとともに前記ロータヨーク(25)の軸方向に沿う前記磁鋼片(26)の少なくとも一端面を規制しつつ該磁鋼片(26)を着脱可能に保持し得るようにして前記各アーム(37)の外端部に設けられるホルダ(381 ,382 )とを備える取付け治具(361 ,362 )を準備し、前記ロータヨーク(25)の内側面に接着剤を塗布するとともに前記各ホルダ(381 ,382 )に磁鋼片(26)を装着、保持するステップと、各ホルダ(381,382 )に磁鋼片(26)を保持した状態で各アーム(37)をロータヨーク(25)の半径方向内方に移動せしめた取付け治具(361 ,362 )を接着剤塗布ずみのロータヨーク(25)内に軸方向相対位置を一定に定めて同軸に挿入するステップと、各アーム(37)をロータヨーク(25)の半径方向外方に移動せしめることにより各ホルダ(381 ,382 )で保持している磁鋼片(26)をロータヨーク(25)の内側面に押付けるステップと、各磁鋼片(26)をロータヨーク(25)の内側面に押付けたままでの乾燥処理後に各アーム(37)をロータヨーク(25)の半径方向内方に移動せしめるステップとを順次経過させることを特徴とするアウタロータ型多極発電機用ロータにおける磁鋼片固定方法。
IPC (2件):
H02K 1/27 502 ,  H02K 15/03
FI (2件):
H02K 1/27 502 G ,  H02K 15/03 Z
Fターム (9件):
5H622CA02 ,  5H622CA05 ,  5H622CA10 ,  5H622CB01 ,  5H622CB03 ,  5H622PP05 ,  5H622PP07 ,  5H622PP14 ,  5H622PP19

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