特許
J-GLOBAL ID:200903094020461527

自動車の燃料貯え容器から内燃機関に燃料を圧送するフィードポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-523873
公開番号(公開出願番号):特表平9-511812
出願日: 1996年01月10日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】フィードポンプは、ポンプ室内で回転する回転車(22)を有している。この回転車は軸方向に向いた両端面(28,29)に、それぞれ円環状に配列された羽根(30)を有している。これらの羽根の間にはそれぞれ中間室(31)が設けられている。さらに、この回転車は、羽根(30)に対応する、燃料を圧送するための圧送通路(34)と協働する。これらの羽根(30)は、回転車(22)の回転軸線(24)に対して半径方向で見て、回転軸線(24)に対して斜めに位置するように配置されていて、これらの羽根が回転車(22)の端面(28,29)に向かって回転車(22)の回転方向(21)で先行するようになっている。これらの羽根(30)は、回転車(22)の回転軸線(24)と、回転車(22)の回転方向(21)に向いた25°〜70°の角度(α)を成している。このように羽根(30)が斜めに位置するように配置されていることにより、回転軸線(24)に対して平行に羽根(30)が配置されている場合に比べて、各羽根(30)の間の中間室(31)内への、圧送燃料の流入が改善され、これにより、フィードポンプのフィード圧が高められ、フィードポンプの効率が改善される。
請求項(抜粋):
自動車の燃料貯え容器(16)から内燃機関(18)に燃料を圧送するフィードポンプであって、ポンプ室(20)内で回転する回転車(22;122;222;322;422)が設けられており、該回転車が、軸方向に向いた少なくとも1つの端面(28,29;128,129;228,229;428,429)に、周方向に互いに間隔を置いて円環状に配列された羽根(30;130;230;330;430)を有しており、該羽根が燃料を圧送するための環状の圧送通路(34;144,145)と協働する形式のものにおいて、 羽根(30;130;230;330;430)が、回転車(22;122;222;322;422)の回転軸線(24)に対して半径方向で見て、該回転軸線(24)に対して斜めに位置していて、これらの羽根が、回転車(22;122;222;322;422)の端面(28,29;128,129;228,229;428,429)に向かって回転車(22;122;222;322;422)の回転方向(21)で先行するようになっていることを特徴とする、フィードポンプ。

前のページに戻る