特許
J-GLOBAL ID:200903094021507024

電気粘性流体利用の緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-152958
公開番号(公開出願番号):特開平6-341482
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 汎用性の向上を期待するに最適となる電気粘性流体利用の緩衝器を提供する。【構成】 ピストンが円筒状に形成された径の異なるパイプ材からなる複数の電極部材30を同心に配設してピストンの径方向に多重構造とされた制御用隙間Sを有してなり、かつ、対向する電極部材30への電圧印加で制御用隙間Sにある電気粘性流体の粘性を変化し得るように形成されてなる緩衝器において、各制御用隙間Sにピストンの摺動方向に延在される隔壁部材が配在されて各制御用隙間SがCリング状の横断面形状を呈するように形成されてなり、最外周及び最内周の制御用隙間Sがロッド側室Aあるいはピストン側室Bのいずれか一方に選択的に連通されると共に、電極部材30に開穿の開口を介して内周側あるいは外周側に隣設する制御用隙間Sに連通されてなり、かつ、中間の制御用隙間Sの両端が電極部材30に開穿の開口を介して互いに連通されてなるとする。
請求項(抜粋):
シリンダに対して出没可能に挿通されるピストンロッドの先端に連設されシリンダ内に摺動可能に収装されてシリンダ内にロッド側室とピストン側室を区画するピストンを有してなると共に、該ピストンが円筒状に形成された径の異なるパイプ材からなる複数の電極部材を同心に配設してピストンの径方向に多重構造とされた制御用隙間を有してなり、かつ、該制御用隙間を介して電気粘性流体の充満するロッド側室とピストン側室とが連通されてなると共に、対向する電極部材への電圧印加で制御用隙間にある電気粘性流体の粘性を変化し得るように形成されてなる電気粘性流体利用の緩衝器において、各制御用隙間にピストンの摺動方向に延在される隔壁部材が配在されて各制御用隙間がCリング状の横断面形状を呈するように形成されてなり、最外周及び最内周の制御用隙間がロッド側室あるいはピストン側室のいずれか一方に選択的に連通されると共に、電極部材に開穿の開口を介して内周側あるいは外周側に隣設する制御用隙間に連通されてなり、かつ、中間の制御用隙間の両端が電極部材に開穿の開口を介して互いに連通されてなることを特徴とする電気粘性流体利用の緩衝器

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