特許
J-GLOBAL ID:200903094021517640

スロツトレスモータ用コイルの巻型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-280976
公開番号(公開出願番号):特開平5-122908
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 スロットレスモータ用の単層構造の円筒状コイルを、その径方向の厚み寸法を増大させることなく形成可能なコイルを製造すること。【構成】 下型8及び上型9を互いに型合わせした状態では、両者の間にコイル導体が巻回される空間部10が形成される。下型8は、中央部の突き合わせ面部13の両側に、巻回コイルの一方のコイル辺と対応する位置に円筒状コイルの内周形状と合致した形状の第1の弧面14と、他方のコイル辺と対応する位置、巻回コイルのターン数減少部分の形状を決定する第1の整形面15とを有する。上型9は、中央部の突き合わせ面部16の両側に、巻回コイルの一方のコイル辺と対応する位置に円筒状コイルの内周形状と合致した形状の第2の弧面17と、他方のコイル辺と対応する位置、巻回コイルのターン数減少部分の形状を決定する第2の整形面18とを有する。
請求項(抜粋):
コイル辺のターン数分布が内周に向かうに従って減少する形状に形成され、複数個が上記ターン数減少部分で径方向に重ね合わされた状態で周方向に順次並べられることにより円筒状コイルに組み立てられるスロットレスモータ用コイルを製造するための巻型装置であって、互いに型合わせされた状態でコイル導体を巻回するための空間部が形成される第1の型及び第2の型を設け、前記第1の型における前記空間部に臨む位置のうち、一方のコイル辺と対応する位置に前記円筒状コイルの内周形状と合致した形状の第1の弧面を形成すると共に、他方のコイル辺と対応する位置に前記ターン数減少部分の形状を決定する第1の整形面を形成し、前記第2の型における前記空間部に臨む位置のうち、前記第1の整形面と対向される位置に前記円筒状コイルの外周形状と合致した形状の第2の弧面を形成すると共に、前記第1の弧面と対向される位置に前記ターン数減少部分の形状を決定する第2の整形面を形成したことを特徴とするスロットレスモータ用コイルの巻型装置。

前のページに戻る