特許
J-GLOBAL ID:200903094025155483

分散処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-044119
公開番号(公開出願番号):特開平7-253952
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 複数の情報処理装置110〜410が接続された分散システムにおいて、プログラムを並列同時実行可能なモジュール単位に分割し、各情報処理装置の負荷を相互に交換することで各情報処理装置の負荷情報を収集し、負荷の軽い情報処理装置を選択してプログラムモジュールを並列的に実行することでプログラム実行時間の短縮と分散システムの負荷の平均化を図る。【構成】 各情報処理装置のメモリ中に、モジュール起動制御機構11、処理装置選択機構12、負荷検出機構13、処理装置間通信機構15を持ち、負荷検出機構14が定期的に収集した各情報処理装置の負荷情報14と使用者が設定した処理装置限定情報17を参照して選択機構12が負荷の軽い情報処理装置を選択し、制御機構11が通信機構15を通して目的の情報処理装置中のモジュール起動制御機構21と通信しプログラムモジュール26を実行する。
請求項(抜粋):
ネットワーク上に種々のアーキテクチャの混在する複数の情報処理装置が相互に接続された分散処理システムにおいて、プログラムを並列処理可能な複数のプログラムモジュールに分割して各情報処理装置中に配置し、各情報処理装置中に、モジュール起動制御機構と、処理装置選択機構と、負荷検出機構と、処理装置間通信機構とを設け、各負荷検出機構は、定期的に自他の情報処理装置の負荷情報を収集しており、ある情報処理装置において実行中のプログラムモジュールから他のプログラムモジュールを呼び出す際に、この情報処理装置中の処理装置選択機構が、前記負荷情報に基づいて負荷の軽い情報処理装置を選択し、モジュール起動制御機構が、処理装置間通信機構を通じて前記選択された情報処理装置中のモジュール起動制御機構と通信することにより、前記選択された情報処理装置中の実行すべきプログラムモジュールを呼び出すことを特徴とする分散処理システム。

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