特許
J-GLOBAL ID:200903094026507944
移動体識別装置の応答器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-275973
公開番号(公開出願番号):特開平8-116289
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】移動体識別装置で、低消費電流でも受信距離の拡大や高速通信を実現する応答器を提供すること。【構成】アンテナ101 で受信した信号レベルが大きくなると回路をウェイクアップし、信号制御線1081をHiにし、質問器からの信号を検波する検波部103aの負荷抵抗1032を低抵抗にする。さらに、検波ダイオード1031にバイアス電流を印加する。負荷抵抗が小さくなると、時定数が小さくなって信号の立ち上がりが鋭くなり、信号の増幅出力でデューティ比に崩れが生じることがなく、高速化された信号に対して忠実に反映した出力が得られ、高速通信に適した応答器が得られる。また検波ダイオード1031へのバイアス印加は、検波信号が大きく得られる特性領域で検波を行うため、変化の大きい出力が得られ、受信エリアが拡大される。
請求項(抜粋):
移動体識別装置本体からの問い掛けに対して応答する移動体に搭載された応答器であって、スリープモードにおいて移動体識別装置本体から送信された被変調波をダイオード、第1負荷抵抗、容量から成る検波回路で、常時、検波し、検波信号の信号レベルを監視し、前記検波信号の信号レベルが所定値を越えた時に、動作モードに切り換えて電力を供給して、前記検波信号を解読して送受信処理を行う応答器において、第2負荷抵抗と、該第2負荷抵抗を前記第1負荷抵抗に並列に通電する通電手段とを接続し、前記スリープモードから前記動作モードへの遷移後、少なくとも受信時に前記通電回路を導通させることにより、受信時における前記ダイオードに対する総合の負荷抵抗を前記第1負荷抵抗よりも小さくするようにしたことを特徴とする移動体識別装置の応答器。
IPC (5件):
H04B 1/59
, G01S 13/74
, G07B 15/00
, G07B 15/00 501
, G08G 1/017
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