特許
J-GLOBAL ID:200903094029757704
視野の大部分を画像で覆う立体鏡
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-198527
公開番号(公開出願番号):特開平10-026738
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 人間の視野を覆い尽くす立体映像の鑑賞手段を、立体鏡の手軽さで得る。【解決手段】 拡大鏡1のレンズ系を次のように設計する。糸巻き形歪みを生じるようにして、魚眼レンズを用いて撮影された写真、または、等距離射影図法で作画されたコンピューター・グラフィック等の画像2を鑑賞したときに、その樽形歪みを打ち消すようにする。また、48mm以上の口径の接眼レンズを持ち、画像2の撮影時の画角と等しい視角が得られる拡大率にする。更に、この拡大鏡1二つを左右両眼用として用いる際に、従来は平行に配置されているその拡大鏡の光軸、即ちレンズ系の中心軸3を、対物レンズ側を左右水平方向外側に開き15度以上づつ傾けて配置する。
請求項(抜粋):
通称魚眼レンズと呼ばれている等距離射影図法の広角レンズを用いて撮影された写真、または、同じ図法で作画されたコンピューター・グラフィック等のステレオ用の二枚組み画像を鑑賞するにあたり、(イ)その等距離射影による樽形歪みを打ち消すように糸巻き形歪みを生じ、かつ、48mm以上の口径の接眼レンズを持ち、撮影時の画角と等しい視角が得られる拡大率に設計された拡大鏡二つを左右両眼用として用いる。(ロ)更に、従来は平行に配置されている、その拡大鏡の光軸、即ちレンズ系の中心軸を、対物レンズ側を左右水平方向外側に開き15度以上づつ傾けて配置する。左右の光軸は接眼レンズ側の延長線上で30度以上の角度で交わる事になる。(ハ)鑑賞の対象となるステレオ画像も、従来は左右の画像が同一平面上に置かれていたが、拡大鏡の光軸の傾きに対応し、それぞれの光軸と垂直に成るように互いに角度を付けて配置されるようにホールダーを設ける。以上の構造により、人間の視野の大部分を画像で覆う事の出来る立体鏡。
IPC (3件):
G02B 27/22
, G02B 25/00
, G03B 35/18
FI (3件):
G02B 27/22
, G02B 25/00 Z
, G03B 35/18
引用特許:
審査官引用 (3件)
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接眼映像表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-034864
出願人:三菱電機株式会社
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複眼式画像表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-092113
出願人:キヤノン株式会社
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映像表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-190645
出願人:オリンパス光学工業株式会社
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