特許
J-GLOBAL ID:200903094036291494

シート成形装置及びシート成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長瀬 成城 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-326822
公開番号(公開出願番号):特開平8-183084
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 設備を運転状態のままで、シートの厚みを揃えると共に、製品幅の維持調整を可能とし、品質及び歩留まりを向上させるシート成形装置・方法の提供。【構成】 Tダイ21の樹脂出口の幅方向両側に設けられた出口幅を変更する1対のディッケルと、Tダイのリップ隙間調整手段22と、Tダイ21から吐出されたシート状樹脂20を受けてエンドレスベルト27,27’で挟圧しながら冷却固化するベルトキャスト装置25と、その下流に設置されシート状樹脂20の厚みを検出する厚み計35と、厚み計35の検出値と指定厚みとを比較してTダイ21のリップ隙間調整手段22を制御すると共にシート20の指定幅に対応してディッケルの駆動モータを制御する制御装置とにより構成され、シート20両縁の切り揃えを不要とし、制御装置にシート幅と厚みを指令することにより自動的に生産中のシートの寸法を所要寸法に変換できる。
請求項(抜粋):
溶融樹脂を押し出す押出機と、同押出機から押し出された溶融樹脂をシートに成形するTダイと、押し出されたシート状溶融樹脂をシート状のまま冷却固化するシート成形装置において、前記Tダイの樹脂出口の幅方向両側に設けられそれぞれに取付けられた同期して駆動するモータにより対称に移動してTダイ出口幅を変更する1対のディッケルと、前記Tダイのリップ隙間調整手段と、前記Tダイから吐出されたシート状樹脂を受けて対向して設置した1対の駆動ロールと1対の従動ロールによって駆動される表面の平滑な1対の金属製のエンドレスベルトで挟圧しながら冷却固化するベルトキャスト装置と、シート状樹脂送り方向に対し前記ベルトキャスト装置の下流に設置されシート状樹脂の上下に間隔を置いて1対のヘッドを同期しながらシート状樹脂の幅方向に走査してシート状樹脂の厚みを検出する厚み計と、シートの幅方向の位置に対する厚み計の検出値と指定厚みとを比較してTダイのリップ隙間調整手段を制御すると共にシートの指定幅に対応して前記ディッケルの駆動モータを制御する制御装置とにより構成され、シート両縁の切り揃えを不要とし、制御装置にシート幅と厚みを指令することにより自動的に生産中のシートの寸法を所要寸法に変換できるように構成したことを特徴とするベルトキャスト方式のシート成形装置。
IPC (6件):
B29C 47/92 ,  B29C 47/16 ,  B29C 47/88 ,  B29C 69/02 ,  B29D 7/00 ,  B29L 7:00

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