特許

J-GLOBAL ID：200903094037065609

メタクリル酸製造用触媒及びメタクリル酸の製造方法

発明者： 村上 雅美 ,  江原 不二人 ,  堀内 伸彦 ,  永山 時男 ,  西村 徹
出願人/特許権者： 三井化学株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-031439
公開番号（公開出願番号）：特開平11-226411
出願日： 1998年02月13日
公開日（公表日）： 1999年08月24日
要約：

【要約】【解決手段】 一般式 MoaVbPcSdXeYf(NH4)gOh (式中、XはSb、Si、Cu、Co、Bi及びAsよりなる群から選ばれた一種以上の元素であり、YはK、Rb、Cs及びTlよりなる群から選ばれた一種以上の元素である。)で表される組成物からなる触媒粉体と、精製デンプン粒子を混合し、該混合物を成型または造粒し、焼成することによって、細孔直径200nm未満の細孔の細孔容積を、0.030ml/g未満、かつ細孔直径20μm以下の範囲の全細孔容積を30%以下に制御した、メタクロレインを分子状酸素を用いて気相接触酸化してメタクリル酸を製造するための触媒強度に優れた触媒の製造方法。【効果】 高いメタクリル酸選択率を示す、触媒強度に優れた触媒を提供できた。この触媒を用いると、高い選択率でメタクリル酸を製造できる。

請求項（抜粋）：

一般式MoaVbPcSdXeYf(NH4)gOh(式中、XはSb、Si、Cu、Co、Bi及びAsよりなる群から選ばれた一種以上の元素であり、YはK、Rb、Cs及びTlよりなる群から選ばれた一種以上の元素であり、a、b、c、d、e、f及びgは各元素の原子比率を表し、a=12としたときに、b=0.1〜2、c=1〜3、d=0.01〜1、e=0.01〜3、f=0.1〜3、f+g=2〜6であり、hは前記各成分の原子価を満足するに必要な酸素の原子数である。)で表される組成物からなる触媒粉体と、精製デンプン粒子を混合し、該混合物を成型または造粒し、焼成することによって、細孔直径200nm未満の細孔の細孔容積を、0.030ml/g未満、かつ細孔直径20μm以下の範囲の全細孔容積を30%以下に制御した、メタクロレインを分子状酸素を用いて気相接触酸化してメタクリル酸を製造するための触媒強度に優れた触媒の製造方法。

IPC (3件)：

B01J 27/199 ,  C07C 57/055 ,  C07B 61/00 300

FI (3件)：

B01J 27/199 Z ,  C07C 57/055 B ,  C07B 61/00 300