特許
J-GLOBAL ID:200903094041966270

軽量ねじ締結具およびねじ転造ダイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  吉田 裕 ,  岩本 行夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-579900
公開番号(公開出願番号):特表2004-504944
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
本発明は、移行部26により接続された大直径部分軸部22と小直径部分軸部28とを有する軸部21を有する軽量ねじボルト型締結具12である。ねじ山29は、小直径部分軸部22に転造され、逃げ区分34で終わっている。逃げ区分34では、ねじ山がその深さと幅とを漸減している。逃げ区分34は、軸線方向の最小長さを有し、移行部26に密に隣接し、軸線方向の最小逃げ域が形成されている。最小逃げ域を有するねじ山部を成形するための転造ダイス46,46′は、逃げねじ山に移行部26と平行な端壁35を設けるための、テーパ前端区分64を有する部分うね57を有している。
請求項(抜粋):
ボルトブランクにねじ山を転造するためのねじ転造ダイスにおいて、 該転造ダイスが、前面と、概して横方向に延在する上面とを有するダイス部材を含み、前記前面には、前記上面に対して鋭角をなして長手方向に延在する複数の平行な間隔をおいたうねが設けられており、 前記ダイス部材が、転造開始のためボルトブランクを受容する入口端を前記前面の一方の側に有し、かつ転造後にボルトブランクを排出する出口端を前記前面の他方の側に有しており、 前記うねが、製造されるねじ山と相補的であり、各うねが、予め選択された幅と横方向の深さとを画定する上下のフランクを備え、複数の傾斜面が、前記上面から前記前面へ角度をなして延在し、複数の部分うねで終わっており、各部分うねが、ダイス入口端に最も近い外側前端から隣接の後続区分へ長手方向に延在する前縁区分を有しており、前記傾斜面が、前記前端から前記上面へ横方向に延在する壁部を形成し、前記前縁区分の前記前端が、前記ダイス部材の前記入口端から前記出口端へ向かって前記上面に漸近しており、 前記傾斜面のそれぞれが、前記前端区分から横方向に、かつまた前記前端区分と同一の広がりをもって、前記傾斜面の予め選択した部分にわたり延在する平らなテーパ部を含み、それによって、前記部分うねの上下フランクの幅が、前記後続区分のところの予め選択された全幅から、前記前端区分の前記外端のところでの縮小最小幅まで漸減し、前記部分うねの前記上下フランクの深さが、前記後続区分での予め選択された全深さから、前記前端区分の前記外端での縮小最小深さまで漸減し、前記前縁区分の前記上部フランクと、前記平らなテーパ部との交線が、前記前面を横切る事実上角度を有さない直線として延在しており、これにより、前記上下フランクの縮小幅および深さが、前記前端区分から前記後続区分での全幅および全深さへ比較的滑らかに移行する移行部が得られ、それにより前記ダイス部材の前記前端区分より成形されるねじ山に対する比較的ゆるやかな逃げが得られ、かつまた前記直線により、ボルトブランクの軸線に対して横方向に延在する逃げの端壁が得られる、ボルトブランクにねじ山を転造するねじ転造ダイス。
IPC (3件):
B21H3/06 ,  F16B33/02 ,  F16B35/00
FI (3件):
B21H3/06 A ,  F16B33/02 D ,  F16B35/00 Q

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