特許
J-GLOBAL ID:200903094045552144
エバポパージシステムの故障診断装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-253273
公開番号(公開出願番号):特開2003-065164
出願日: 2001年08月23日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】 誤診断を防止し、正確なパージ系の故障診断を行う。【解決手段】 キャニスタ10、燃料タンク11、等から構成されるパージ系を負圧密閉状態にして圧力センサー33により系内の圧力上昇速度ΔPLを測定し、ΔPLが判定値以下であればパージ系を正常と判定する。ΔPLが判定値以上の場合には、次にパージ系を大気圧に昇圧し、大気圧密閉状態にして系内の圧力上昇速度ΔPVを測定し、ΔPVが所定の判定値以上の場合には判定を保留し、所定値以下の場合のみパージ系を異常と判定する。この際、ΔPVの測定開始を燃料タンク内温度が大気温度に近くなり安定するまで遅延させることにより、タンク内温度変化によりΔPV測定に誤差が生じることを防止する。
請求項(抜粋):
内燃機関燃料タンク内の蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記燃料タンク内の燃料液面上部空間を前記キャニスタに接続するベーパ通路と、前記キャニスタと機関吸気通路とを接続するパージ通路とを備えたエバポパージシステムの、前記燃料タンクとキャニスタとベーパー通路とパージ通路とを含むパージ系の内圧を所定の負圧に調節した後パージ系を密閉し、負圧密閉状態のパージ系内圧上昇速度を検出する洩れ検出手段と、前記洩れ検出手段により検出した前記パージ系内圧上昇速度が予め定めた基準値より大きい場合に、前記パージ系内圧を大気圧まで上昇させた後パージ系を密閉し、大気圧密閉状態のパージ系内圧上昇速度を検出する燃料蒸発速度検出手段と、前記燃料蒸発速度検出手段により検出した前記パージ系内圧上昇速度が予め定めた判定値より小さい場合にエバポパージシステムに故障が生じたと判定する異常判定手段と、を備えたエバポパージシステムの故障診断装置において、前記燃料蒸発速度検出手段は、前記パージ系内圧が大気圧まで上昇後の前記燃料タンク内温度が安定したか否かを判定する手段を備え、前記燃料タンク内温度が安定した後に前記パージ系内圧上昇速度の検出を開始する、エバポパージシステムの故障診断装置。
IPC (3件):
F02M 25/08
, F02M 37/00 301
, G01M 15/00
FI (3件):
F02M 25/08 Z
, F02M 37/00 301 H
, G01M 15/00 Z
Fターム (17件):
2G087AA27
, 2G087BB25
, 2G087CC31
, 2G087EE21
, 2G087FF23
, 3G044BA22
, 3G044DA03
, 3G044EA32
, 3G044EA53
, 3G044EA55
, 3G044EA57
, 3G044FA04
, 3G044FA38
, 3G044FA39
, 3G044GA02
, 3G044GA03
, 3G044GA04
前のページに戻る