特許
J-GLOBAL ID:200903094045967514

収縮包装用プロピレン系樹脂フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-159844
公開番号(公開出願番号):特開平10-007816
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 低温収縮性を損なうこと無く、透明性、光沢、耐ブロッキング性に優れ、包装時のホットスリップ性、溶断シールした後の収縮包装時の耐ピンホール性に優れた収縮包装用プロピレン系樹脂フィルムの提供。【解決手段】 下記特性(1)〜(4)のプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体に核剤を添加して、15°C等温結晶化時間〔B〕を下記式〔I〕、〔II〕の範囲とすると共に球状のアンチブロッキング剤を0.01〜0.5重量%配合してなる樹脂組成物を延伸したプロピレン系樹脂フィルム。(イ)共重合体特性(1)MFR=1.0〜10.0g/10分、(2)DSC融解ピーク温度=130〜150°C、(3)オルソジクロルベンゼン(40°C)抽出量4.0重量%以下、(4)重量平均分子量/数平均分子量比=1.5〜7.0(ロ)115°C等温結晶化時間【数1】 50秒≦〔A〕-〔B〕≦500秒 ・・・式〔I〕 〔B〕≦100秒 ・・・式〔II〕
請求項(抜粋):
下記特性(1)〜(4)を満足するプロピレンを主成分とするプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体に核剤を添加して、115°C等温結晶化時間〔B〕を下記式〔I〕及び式〔II〕で表わされる範囲とすると共に平均粒径が7.0μm以下である球状のアンチブロッキング剤を0.01〜0.5重量%配合してなる樹脂組成物を製膜後少なくとも一軸方向に延伸してなることを特徴とする収縮包装用プロピレン系樹脂フィルム。(イ)共重合体特性(1)メルトフローレートが1.0g/10分以上10.0g/10分以下(2)示差走査型熱量計で求めた融解ピーク温度が130°C以上150°C以下(3)オルソジクロルベンゼンを溶媒として、40°Cにおいて抽出した抽出量が4.0重量%以下(4)ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより求めた重量平均分子量と数平均分子量との比が1.5以上7.0以下(ロ)115°C等温結晶化時間【数1】50≦〔A〕-〔B〕≦500 ・・・式〔I〕〔B〕≦100 ・・・式〔II〕〔A〕は核剤添加前のプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体のDSCで求めた115°C等温結晶化時間(秒)、〔B〕は核剤添加後のプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体のDSCで求めた115°C等温結晶化時間(秒)。
IPC (6件):
C08J 5/18 CES ,  B29C 61/06 ,  C08K 7/00 ,  C08L 23/14 KFT ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00
FI (4件):
C08J 5/18 CES ,  B29C 61/06 ,  C08K 7/00 ,  C08L 23/14 KFT

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