特許
J-GLOBAL ID:200903094061221328

熱定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-209529
公開番号(公開出願番号):特開平9-054509
出願日: 1995年08月17日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 薄膜ベルトを使用した熱定着装置でこのベルトの片寄りによるその側部の損傷を防止して、長寿命化と装置の小型化を図る。【解決手段】 薄膜ベルトとしてのエンドレスベルト61は、テンションローラ14とベルト駆動ローラ62の2つのローラと、発熱ヘッド11とプレッシャロール12の間に掛け渡されている。ベルト駆動ローラ62には、その軸方向と直交する方向に所定の間隔で所定幅のスリットが刻まれている。このローラ表面に圧接しているエンドレスベルト61が片寄ろうとすると、ローラ表面がこれに伴って撓り、この復元力がベルト駆動ローラ62表面におけるエンドレスベルト61の片寄ろうとする力を減少させる。したがって、この側部がローラ端部のフランジと接触する際の圧力が軽減し、損傷が防止できる。
請求項(抜粋):
定着を行おうとする用紙の搬送方向と直交する方向に発熱素子を配置した発熱ヘッドと、この発熱ヘッドと摺接するエンドレスな薄膜ベルトと、前記発熱ヘッドと対向配置され前記用紙の定着時にこれを薄膜ベルトを介して発熱ヘッドに圧接させるプレッシャローラと、このプレッシャローラを回転させる駆動手段と、前記薄膜ベルトを掛け渡されその両端部に軸方向への前記薄膜ベルトの移動を阻止する壁部材を有し、これら壁部材に挟まれた可撓性のロール状部材の表面には前記軸方向と直交する方向に向いたスリットがこの軸方向に間隔を置いて所定の深さで複数刻まれている1または複数のローラとを具備することを特徴とする熱定着装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 101 ,  B65H 5/02
FI (2件):
G03G 15/20 101 ,  B65H 5/02 T

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