特許
J-GLOBAL ID:200903094066360822

電磁クラッチのコネクタ一体ステータにおけるスプー ルと端子との結合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-275713
公開番号(公開出願番号):特開平7-127663
出願日: 1993年11月04日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 電磁クラッチのコネクタ一体ステータにおいて、作業工数の低減を図ることでコストの低減を実現することのできるスプールと端子との結合方法の提供。【構成】 スプール10の端子挿入孔に挿入された端子25の爪部25aでスプール10に巻回されたコイル線11の端部をかしめて固定するとともに、爪部25aに押し当てられた電極26への通電によって、コイル線11の絶縁被膜が通電時の発熱によって破られることにより、コイル線11と端子25との電気的接合が行なわれる。この通電時に発生した熱が端子挿入孔に挿入された端子25の後端部へ伝わると、端子挿入孔周辺の熱可塑性樹脂が溶け出し、その後、電極26への通電終了によって温度が低下すると、溶けた樹脂が端子25を包み込むように密着して、スプール10と端子25との結合が強固に行なわれる。
請求項(抜粋):
絶縁被膜されたコイル線をスプールに巻回して成る励磁コイルを有し、前記コイル線の端部と電気的に接続される金属製端子を備えるコネクタが一体に成形された電磁クラッチのコネクタ一体ステータにおいて、前記スプールは、周囲が熱可塑性樹脂で形成されて、前記端子の後端部が挿入される端子挿入孔を有し、前記端子は、前記後端部が前記端子挿入孔に挿入された後、前記端子に通電して、その通電時に発生する熱によって前記端子と前記コイル線との電気的接続が行なわれ、且つ前記通電時に発生する熱が前記後端部へ伝わり、その熱によって前記熱可塑性樹脂が溶かされることで前記スプールとの結合が行なわれることを特徴とする電磁クラッチのコネクタ一体ステータにおけるスプールと端子との結合方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-027316

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