特許
J-GLOBAL ID:200903094067196082

多発信量交互通信網のターミナル・ステーションの同期化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-094816
公開番号(公開出願番号):特開平7-115409
出願日: 1992年03月21日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】各端末ステーションの同期化をより良い精度で、各端末ステーションの発信量の大小や発信量の差異にかかわらず、可能とする。【構成】中央ステーションに於て、端末ステーションに向けた同期化後の送信命令(MSTF)を付けたフレームの送信と、上記フレームに応答して端末ステーションから送信される同期化語の受信との間のパルスを数えることから成る。端末ステーションから送信されるセクターが重複しないように、パルスの計数値(CFk )から、2ステーション間の伝達時間に依存する遅延(RFk )が計算される。パルスは、受信される語(MSTF)のビット時間の一部分だけ位相がずらされた中央クロック信号(HFm )のパルスである。セクターに割り当てられる時間間隔はこのようにして、より正確に検出される。クロック信号は端末ステーションの通信量に依存するので、従って、網は複数通信量のフレームを搬送できる。
請求項(抜粋):
中央ステーション(1)から異なる距離に置かれた端末ステーションで、それらの端末ステーションから異なる瞬間に送信されたデータ・セクタ(S1-SN) が中央ステーションでの受信時に重複しないで一つの帰りフレーム (TTC)に一時的に多重化されるように、分岐型の送信支持機構 (SUT)を介して中央ステーションに接続される端末ステーション (21-2 K ) を同期化するためのもので、-中央ステーションから、同期化するべき端末ステーションに向けた、同期化語(MSTF)送信命令 (OC) を含む所定通信量 (DF) の行きフレーム (TCT)の送信、-行きフレーム(TCT) 送信時の、中央ステーション(1)における周期的パルス計数の開始、-行きフレーム(TCT) の終了に応答した、端末ステーション(2 K) からの同期化語(MSTF)の送信、-パルス計数値 (CFK ) を確定するための、中央ステーションにおける同期化語(MSTF)の検知に応答した計数の停止、-パルス計数値 (CFK ) からの遅延 (RFK ) の計算、および-端末ステーションにデータ・セクタを帰りフレーム (TTC)に割当てられた時間間隔中に送信させるための、上記の遅延の端末ステーション宛ての送信、を含み、中央ステーション (1)における、同期化するべき端末ステーションから順次に送信されて中央ステーションで検知される同期化語 (MSTF) に応じた中央クロック信号 (HFm ) の検出が前もって含まれ、上記の中央クロック信号の検出は同期化語のビット時間 TB の一部分、I が整数を表す場合におよそ TB/I で行われ、上記の中央クロック信号検出はI個のサブステージ (SE=1 からSE=I)を含み、0 からI-1までをとりうる記号iの一つのサブステージは:-上記の中央ステーション(1)による、上記の同期化語 (MSTF) 送信命令(0C) を含む行きフレーム (TCT)の送信、-行きフレーム(TCT) の受信終了に応答した、上記の端末ステーション(2 K)による同期化語 (MSTF) の送信、-参照クロック信号 (HF0)に対して移相i.TB/I だけ位相がずれており、かつ上記の端末ステーションの通信量 (HF) をもつクロック信号 (HFi ) を用いた、中央ステーション(1) における受信された同期化語 (MSTF) の検知、および-検知された同期化語とメモリーされた同期化語(421F) との比較、および、比較された語の相等に応答した、上記の記号iのメモリー化、を含み、かつ、I個のサブステージの後に、クロック信号 (HF0 からHFI-1)の語の相等を引き起こした記号中央値からの中央クロック信号 (HFm ) の記号mの計算が含まれ、上記のパルス計数は上記の中央クロック信号 (HFm ) のパルスに対して行われ、計数を停止する上記の同期化語の上記の検知は上記の中央クロック信号と同期して行われることを特徴とする方法。
IPC (4件):
H04L 5/22 ,  H04L 7/00 ,  H04L 7/08 ,  H04L 25/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-220944
  • 特開平4-044434

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