特許
J-GLOBAL ID:200903094069786740

血液透析シャントにおける血流測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-510143
公開番号(公開出願番号):特表平10-505766
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】透析シャント(12)内の血流の測定は、透析装置(10)からこのシャント(12)に導く静脈ライン(32)にインディケータ物質を注入することによってなされる。この静脈ライン(32)の下流の位置で上記シャント(12)から上記透析装置(10)に導く動脈ライン(26)内の血流は、インディケータ物質の存在を追及する動脈ラインセンサ(50)によって監視される。このセンサ(50)に接続されている検知器(58)は、インディケータ物質の存在に応答して希釈曲線を与え、上記シャント(12)内の血流が希釈曲線の下降部の面積から計算される。上記静脈ライン(32)から動脈ライン(26)への血液の再循環の測定を得るために、上記シャント(12)内の動脈と静脈のライン(26,32)の位置は保存され得る。
請求項(抜粋):
透析器と、動静脈血液透析シャントからこの透析器への入口動脈ラインと、上記透析器から上記シャントへの出口静脈ラインとを含む血液透析システムにおいて、 上記シャントの下流部分に入口を持つ動脈ラインを経て患者の中の動静脈シャントから血液を移すことと、 上記動脈ラインの上記血液を透析器に供給することと、 上記シャントの上流部分に出口を持つ静脈ラインを通って上記透析器から上記シャントへ上記血液を供給することと、 判別可能な血液特性を生じさせるために上記静脈ライン内の上記血液で選択された物理的性質を変化させることと、 上記動脈ライン内で上記変化された物理的性質を持つ血液の存在を決定するために上記動脈ライン用のセンサで上記選択された物理的性質を監視することと、 上記動脈ライン内で上記変化された物理的性質の量と期間を測定すると共に上記測定から希釈曲線をつくることと、 上記希釈曲線の面積から上記動静脈シャント内の血流を決定することとを備えていることを特徴とするシャント内の血流を決定するためのプロセス。
IPC (2件):
A61M 1/14 533 ,  A61B 5/026
FI (2件):
A61M 1/14 533 ,  A61B 5/02 340 D

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