特許
J-GLOBAL ID:200903094070853248

ロータリーエンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-155899
公開番号(公開出願番号):特開平9-005114
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 ACサーボモータに用いるインクリメンタルエンコーダは、従来インクリメンタル信号A,Bと基準信号Zと3相励磁切り替え信号CS1,CS2,CS3の各信号伝送のため6回線必要としていた。そのため量産性が悪く誤配線,信号線の断線も起こり易いという問題点があった。本発明は、この出力信号数を減らし量産性が高く信頼性の高いインクリメンタルエンコーダを提供することを目的とする。【構成】 原信号を出力する原信号出力部11と原信号をカウントするための方向弁別回路12,アップダウンカウンタ13,初期値検出回路14,パラメータ記憶回路15,データ出力およびデータ変換のためのデータラッチ回路16,Z信号変換回路17,パラレルシリアル変換回路18,双方向性バッファ回路19と電源ON/OFF検出回路20により構成している。
請求項(抜粋):
互いに90度位相差を有するA,B2相のインクリメンタル信号と、1回転中の原点を示す基準信号Zと、3相ACサーボモータの相励磁切り替え信号(コミュテーション信号)CS1,CS2,CS3相とを出力する原信号出力部と、エンコーダ主電源のオン,オフ状態を検出する電源ON/OFF検出回路と、A,B2相の変化エッジを検出しA,B2相の位相によりカウントアップパルスおよびダウンパルスを出力する方向弁別回路と、前記電源ON/OFF検出回路の出力によりカウント初期データをプリロードし前記方向弁別回路の出力パルスをカウントするアップ・ダウンカウンタと、A,B2相のレベルにより前記アップ・ダウンカウンタにプリロードする初期データを出力する初期値検出回路と、前記原信号出力部からのZ相およびCS1,CS2,CS3相と前記アップ・ダウンカウンタからのデータをラッチするデータラッチ回路と、前記原信号出力からのZ相をサンプリングしてZ相の状態を出力するZ信号変換回路と、外部からのシリアル信号の命令によって、ロータリーエンコーダのパルス数や極数や認識番号などのエンコーダのパラメータと、装着するモータなどの機器の番号や誘起電圧定数や慣性モーメントや粘性計数やそれらの温度係数などのモータなどの機器のパラメータを、ROMもしくは電気的に書き換え可能なROMもしくは不揮発性のRAMもしくは電池でバックアップしたRAMに書き込み記憶する回路と、外部からのシリアル信号の命令によって、前記データラッチ回路から出力されるカウントデータ、CS1,CS2,CS3相と前記Z相信号変換回路から出力されるデータと、ロータリーエンコーダのパラメータとモータなどの機器のパラメータとを切り替えてシリアルデータに変換し出力するパラレルシリアル変換回路と、双方向のシリアル通信の変換回路を備えたロータリーエンコーダ。
IPC (3件):
G01D 5/245 102 ,  G01D 5/245 ,  G01D 5/249
FI (3件):
G01D 5/245 102 D ,  G01D 5/245 102 A ,  G01D 5/249 R

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