特許
J-GLOBAL ID:200903094073208564

渦流量計用電子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 道人 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-511709
公開番号(公開出願番号):特表平9-504609
出願日: 1993年10月18日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】渦流量送信機(10)は、流量を表し、かつ流量に応答して変化する基本周波数を有するノイズ混入入力信号を受け入れるフィルタ回路(20)を有する。前記フィルタ(20)はHP(ハイパス)フィルタ特性群の1つを使用して入力信号を濾波する。前記HPフィルタ群のそれぞれは相異なるコーナー周波数を有し、各フィルタはそれぞれに割り当てられた独特のスイッチアップ値および独特のスイッチダウン値を有する。適応応答手段(40)は前記フィルタ手段で使用するための現在のHPフィルタを選択する。前記適応手段は、流量が増大しているときにはある1つの選択方法を使用し、流量が減少しているときには他の選択方法を使用する。出力手段(52)はフィルタ手段からの信号を、代表的には4-20mA電流または周波数出力である、流量を表す送信機出力に変換する。
請求項(抜粋):
物理パラメータを感知し、該物理パラメータを代表する出力を送信する送信機において、 前記物理パラメータに応答して変化する基本周波数を有するノイズ混入信号を濾波するフィルタ手段であって、該フィルタ手段は現在HPフィルタ特性で前記ノイズを濾波して前記物理パラメータを代表する周波数を有する濾波信号を発生し、前記HPフィルタ特性は予め選択可能なHPフィルタ群から選択され、各フィルタは可変コーナー周波数ならびにそれに対応するスイッチアップ値およびスイッチダウン値を有しているフィルタ手段と、 前記濾波信号の周期境界間の時間を代表する周期タイマ値および、前記濾波信号の直前の周期境界からの経過時間を代表する現在タイマ値を供給するタイマ手段と、 次に高い前記コーナー周波数を有するフィルタに対応するスイッチアップ値より周期タイマ値が小さいときには、前記現在フィルタのコーナーよりも周波数が高いHPフィルタコーナーが選択され、前記現在タイマ値がより低い前記フィルタ特性に対応するスイッチダウン値を超えるときには、前記現在フィルタのコーナーよりも周波数が低いHPフィルタコーナーが選択されるように、前記フィルタ手段内で使用される現在HPフィルタを選択する適応応答手段と、 前記濾波信号を送信機出力に変換する出力手段とを具備したことを特徴とする送信機。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-018421
  • 特開昭59-018421

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