特許
J-GLOBAL ID:200903094075307802

インクジェットによる印刷方法及びそのためのインク組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森崎 俊明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-132940
公開番号(公開出願番号):特開平7-304250
出願日: 1995年05月02日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 水性インクを使って、「ひげ」の少ない鮮明なインク・ドットを簡単な手段で形成する。【構成】 水溶性の化合物であって、その水溶液の濃度がその化合物特有の臨界濃度を超えて上昇すると粘度上昇率が高くなってゲル化する性質を有する化合物を相変化成分として含有する水性インク組成物を用いる。プリンタから噴射されて記録紙の表面に付着したインク滴中の水が紙に浸透することを利用して相変化成分の濃度を高めることによってインク滴を急速にゲル化させる。相変化成分の一例は、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロック共重合体である。
請求項(抜粋):
水性インク組成物をオンデマンド形インクジェット・プリンタから記録媒体に対して噴射して印刷する方法において、着色剤と共に、水溶性の化合物であってその水溶液の濃度がその化合物特有の臨界濃度を超えて上昇すると粘度上昇率が高くなってゲル化する性質を有する化合物を相変化成分として含有し、前記プリンタから噴射する際の温度で液相を保つように相変化成分の濃度が調節されている水性インク組成物を使い、そのインク組成物を吸水性の記録媒体に対して噴射し、記録媒体表面に付着したインク滴中の水が記録媒体に浸透することを利用して相変化成分の濃度を増大させることによってインク滴をゲル化させて固相のインク・ドットを形成することを特徴とするインクジェットによる印刷方法。
IPC (2件):
B41M 5/00 ,  C09D 11/00 PSZ
引用特許:
審査官引用 (6件)
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