特許
J-GLOBAL ID:200903094076357595
反応制御方法および反応制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鍬田 充生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-004438
公開番号(公開出願番号):特開平9-272701
出願日: 1997年01月14日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 セルロースの酢化反応工程をバッチ式で行うに際し、酢化反応のピーク温度を簡便に且つ精度よくコントロールする。【解決手段】 硫酸などの酸性触媒の存在下、反応系の気相成分を反応系外に留去しつつセルロースを減圧下に酢化する減圧酢化工程と、反応系の減圧解除などにより減圧酢化工程よりも相対的に圧力を高くしてさらに酢化反応を進行させる後酢化工程とを含むセルロースアセテート製造工程において、減圧酢化工程から後酢化工程への移行操作を、減圧酢化工程における留出物の留出速度を指標として行うことにより、後酢化工程の反応温度を制御する。減圧酢化工程から後酢化工程への移行操作を、減圧酢化工程における留出液の留出速度が極大値に達した後の留出速度を指標として行ってもよい。
請求項(抜粋):
酸性触媒の存在下、反応系の気相成分を反応系外に留去しつつセルロースを減圧下に酢化する減圧酢化工程と、この減圧酢化工程よりも高い圧力下でさらに酢化反応を進行させる後酢化工程とを含み、前記後酢化工程の反応温度を制御することによってセルロースアセテートをバッチ式で製造する方法であって、減圧酢化工程から後酢化工程への移行操作を減圧酢化工程における留出物の留出速度を指標として行う反応制御方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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