特許
J-GLOBAL ID:200903094077454322

メカニカルシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-099680
公開番号(公開出願番号):特開平10-281300
出願日: 1997年04月01日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 低速回転において従来技術のものよりも大きな浮上量を得て軸封部のシール性能を高く維持し、また、流体の供給圧力が低い場合にもシール面の摺動劣化の発生が無く、信頼性の高いメカニカルシール装置を提供する。【解決手段】 回転リングと固定リングとの間に軸封部を形成して高圧室と低圧室との間をシールするように構成されたメカニカルシール装置において、前記固定リングの軸封部には環状溝を設けるとともに、該環状溝と前記高圧室とを連通する連通孔を少なくとも前記固定リングに設け、前記回転リングの前記環状溝に対向する軸封部には該環状溝内の流体を移送するらせん状溝を内周方向に沿って複数個設けるとともに、該らせん状溝の外周側に少なくとも1本の円周溝を設ける。
請求項(抜粋):
回転軸に装着された回転リングと、シールハウジングにバネを介して軸方向に移動可能に取付けられた可動リングと、前記バネにより該可動リングを介して前記回転リングに向かって押し付けられる固定リングとの間に軸封部を形成して高圧室と低圧室との間をシールするように構成されたメカニカルシール装置において、前記固定リングの軸封部には環状溝を設けるとともに、該環状溝と前記高圧室とを連通する連通孔を少なくとも前記固定リングに設け、前記回転リングの前記環状溝に対向する軸封部には該環状溝内の流体を移送するらせん状溝を内周方向に沿って複数個設けるとともに、該らせん状溝の外周側に少なくとも1本の円周溝を設けてなることを特徴とするメカニカルシール装置。

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