特許
J-GLOBAL ID:200903094083638117

ビード継ぎ重ね溶接の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-248148
公開番号(公開出願番号):特開平11-077305
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】既存溶接ビードの始端部および/または終端部とのビード継ぎが必要な溶接継手に対して、そのビード継ぎ部に溶接欠陥を発生させることなく、平滑で良好な溶接ビードが形成できる信頼性の高い溶接を行わせ得るビード継ぎ重ね溶接の制御方法を提供する。【解決手段】ビード継ぎ重ね溶接の開始側および終了側で、アークを発生させる電圧および溶接トーチの走行速度を最適な値に制御する。
請求項(抜粋):
既存溶接ビードの始端部および/または終端部とのビード継ぎが必要な部材から成る部品のアーク溶接法を用いてビード継ぎ重ね溶接を行う制御方法において、前記既存溶接のビード終端部には重ね溶接のビード始端部を合わせ、また、前記既存溶接のビード始端部には重ね溶接のビード終端部を合わせるビード継ぎの組合せを事前に決め、かつ、ビード継ぎ重ね溶接の開始側では、前記既存溶接のビード終端部の凹み始めた位置より小電流・電圧のアークを発生させると共に溶接トーチを走行させた後に、その小電流アークから定常溶接の高電流・高電圧のアークに移行させると共に溶接速度を一旦高速に切り換え、その後、高速から低速の定常速度に移行させてアーク溶接するようにし、また、前記既存溶接のビード始端部に対するビード継ぎ重ね溶接の終了側では、溶接トーチがそのビード始端境界位置に到達して所定距離走行後に、アーク溶接の電流・電圧を減少及び溶接トーチの走行を一時停止させ、その後、小電流のアークを持続した状態のままで溶接トーチを再び走行させて終点へ到達後にそのアーク溶接を終了するようにしたことを特徴とするビード継ぎ重ね溶接の制御方法。
IPC (3件):
B23K 9/095 505 ,  B23K 9/00 330 ,  B23K 9/02
FI (3件):
B23K 9/095 505 C ,  B23K 9/00 330 A ,  B23K 9/02 S
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭59-156580
  • ホイールの溶接方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-073636   出願人:トピー工業株式会社
  • 特開昭50-025459
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