特許
J-GLOBAL ID:200903094088283180

信号をサブバンド変調し送信および/または保存するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 泉 和人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-511119
公開番号(公開出願番号):特表2001-507530
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】入力信号を処理して送信および/または保存する方法と装置を提供する。この方法と装置は、分解フィルタ・バンク(21;51)を使用して信号をサブバンド信号に分解し、このサブバンド信号を使用して複数のキャリアを変調する。このキャリアは1つの符号化信号に結合され送信/保存される。符号器/復号器は特に電気通信システムおよび記録システムに適用可能である。分解フィルタ・バンクはオクターブ帯域フィルタ・バンク(40A/B/C/D...43A/B/C/D)ような多数解像度フィルタで構成され、離散ウェーブレット変換を実行する。この変調はダブル・サイドバンド、単一サイドバンド、直交振幅変調などから構成される。入力信号がアナログの場合、キャリアはサブバンド信号によって直接変調される。しかしながら、入力信号がディジタルの場合、サブバンド信号はすべて同じレートに補間され、キャリアを変調するために使用される。対応の復号器(13)は変調キャリア信号を抽出し、それらを復調し、低減(可能な場合)し、その後合成して原入力信号を再構成する。特に高周波数では1以上のサブバンドが破棄される。離散ウェーブレット変換はディジタル信号のセグメントに適用される。
請求項(抜粋):
入力信号を符号化して送信または保存し、その符号化信号を復号化して入力信号を再構成する装置において、 符号器(11)は、 (i) 入力信号を、対応する複数の周波数の各々に中心周波数を有する、複数のサブバンド信号に分解する分解フィルタ手段(21;51)と、 (ii) 異なる周波数を有する複数のキャリア信号を供給する手段(25;56)と、 (iii) 少なくともいくつかのサブバンド信号を使用して複数の各キャリア信号を変調する変調手段(22;55)と、 (iv) 変調キャリア信号を結合し符号化信号を形成して送信または保存する結合手段(23;58)から構成され、 復号器(13)は、 (v) 複数の変調キャリア信号を受信されまたは記録された符号化信号から抽出するフィルタ手段(31;610、611、612)と、 (vi) 前記の符号器の信号に対応する複数のキャリア信号を供給する手段(35;63)と、 (vii) 少なくともいくつかのキャリア信号を使用して、抽出された変調キャリア信号を復調して、対応する複数のサブバンド信号を抽出する復調手段4(32;62)と、 (viii) 上記の分解フィルタ手段に相補し、複数の抽出されたサブバンド信号を処理して、入力信号に対応する復号化信号を生成する合成フィルタ手段(33;67)とを備えたことを特徴とする符号化復号化装置。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04J 1/00
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04J 1/00

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