特許
J-GLOBAL ID:200903094089455251

適応等化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137020
公開番号(公開出願番号):特開平5-152893
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 伝送路のインパルス応答を、伝送路推定部で時間変化に対して正確に推定し、等化器のシンボルエラー率を小さくする。【構成】 伝送路のインパルス応答推定にRLS適応アルゴリズムを用いた最尤系列推定法で適応制御する適応等化器において、1スロットまたは複数のシンボルについて、データまたは制御情報シンボル区間で、伝送路推定部80の異なる複数のRLS適応アルゴリズムの忘却係数を用いて各々の最尤系列推定を実施する。そして、ビタビ・アルゴリズム処理部70で算出されるパスメトリックの最大値が最大となる送信シンボル系列の推定値を出力する。または、伝送路推定部80の加算器84の出力(即ち、伝送路推定部80の伝送路推定誤差)enの各シンボル毎の2乗の和が最小となる送信シンボル系列の推定値を出力する。
請求項(抜粋):
伝送路のインパルス応答推定値に基づきビタビ・アルゴリズムに従って受信信号から送信シンボルの推定値を求めるビタビ・アルゴリズム処理部と、トレーニング系列または前記送信シンボルの推定値と前記受信信号とを入力し、適応アルゴリズムにより伝送路のインパルス応答を更新して前記伝送路のインパルス応答推定値を前記ビタビ・アルゴリズム処理部に与える伝送路推定部とを、備えた適応等化器において、前記伝送路推定部は、リカーシブ・リースト・スクウェア(RLS)アルゴリズムを用い、前記受信信号のデータまたは制御情報シンボル区間で前記RLSアルゴリズムにおいて1タイムスロット毎または複数シンボル毎に複数の忘却係数で複数回、前記伝送路のインパルス応答を推定する構成にし、前記ビタビ・アルゴリズム処理部は、複数の異なる前記忘却係数毎に、前記1タイムスロットまたは複数のシンボル区間で、パスメトリックが最大となる送信シンボルを推定して、算出された該パスメトリックの最大値が最大となる送信シンボル系列の推定値を出力する構成にしたことを特徴とする適応等化器。
IPC (3件):
H03H 17/00 ,  H03H 21/00 ,  H04B 3/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-216631

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