特許
J-GLOBAL ID:200903094094025907

可変揺動板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-353466
公開番号(公開出願番号):特開平10-176658
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 スラストフランジの変形を防止することで、クリアランスのばらつきをなくして1種類のランクのリンク部材によってリンク機構を構成できるようにするとともに、運転時の振動音の低下及び信頼性の向上及び組み付け時の工数の削減を図る。【解決手段】 スラストフランジ40の一対の取付片45、46の一方の取付片45には雌ねじ45aを形成し、スラストフランジ40の一対の取付片45,46と一対のリンクアーム42A,42Bとを回動可能に支持するフロントリンクピン43には雄ねじ43aを形成したボルトを用いる。フロントリンクピン43を他方の取付片46側から、他方の取付片46、第2リンクアーム42B、第1リンクアーム42A及び一方の取付片45の貫通孔46a,42b,42aを介して挿入し、雄ねじ43aを一方の取付片45の雌ねじ45aに螺合させ、所定のトルクで締め付ける。
請求項(抜粋):
回転軸に固定され、前記回転軸と一体に回転する回転部材と、前記回転軸に摺動可能に取り付けられた傾斜回転部材と、前記回転部材と前記傾斜回転部材とを連結する一対のリンク部材とを備え、前記一対のリンク部材の一端部が前記回転部材の一対の取付片に第1の連結部材で回転可能に支持され、前記一対のリンク部材の他端部が前記傾斜回転部材に第2の連結部材で回転可能に支持されている可変揺動板式圧縮機において、前記第1の連結部材はボルトであり、前記取付片の一方には、前記取付片の他方及び前記一対のリンク部材の一端部を貫通する前記ボルトと螺合可能な雌ねじが形成されていることを特徴とする可変揺動板式圧縮機。

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