特許
J-GLOBAL ID:200903094095899250
液体抵抗器制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-232942
公開番号(公開出願番号):特開平11-074103
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 液体抵抗器に貯留し循環させる電解液の液温制御を最適に行う。【解決手段】この液体抵抗器制御装置は、液体抵抗器本体8内に電解液を貯留し可動電極9を移動させて固定電極10との距離を調整し始動電動機1への制御信号を可変する液体抵抗器を制御する上で液体抵抗器本体8に貯留する電解液を循環させる循環系(電解液補助タンク7、循環ポンプ3、入口電動弁11)と、循環系により循環される電解液の液温を調節する温度調節系としての電解液冷却装置4と、液体抵抗器本体8内の液温を測定する液温センサ15と、電解液補助タンク7内の液温を測定する液温センサ16と、液温センサ15、16により測定された液温を基に循環系を含めた電解液の平均液温を演算しこの演算結果と予め設定しておいた揚水始動所要時間とを基に揚水始動時間のばらつきを無くすよう循環系及び電解液冷却装置4を制御する演算装置5とを具備する。
請求項(抜粋):
液体抵抗器本体内に貯留した電解液中に固定電極及び可動電極とを設け、前記可動電極を移動させて両電極間の相対距離を調整することにより電動機への電気出力を可変する液体抵抗器、前記液体抵抗器本体に貯留する電解液の温度(液温)を調節する液温調整系、および前記液温調整系と前記液体抵抗器本体との間において電解液を循環させる循環系に対して前記電解液の循環制御と可動電極の駆動制御とを行う液体抵抗器制御装置において、前記液体抵抗器本体内の液温を測定する第1の液温センサと、前記循環系により循環される液温を測定する第2の液温センサと、前記第1及び第2の液温センサにより測定された液温を基に前記液体抵抗器本体内及び循環系を含めた電解液の平均液温を演算する演算手段と、予め電解液の温度、抵抗値及び電極間距離との関係データが設定された事前データ設定手段と、前記演算手段により演算された電解液の平均液温と、前記事前データ設定手段に予め設定されている関係データとを基に、揚水始動所要時間のばらつきを無くすよう前記可動電極、前記循環系及び液温調整系のうち少なくとも一つを制御する制御手段とを具備したことを特徴とする液体抵抗器制御装置。
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