特許
J-GLOBAL ID:200903094096741260
ロボットハンド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 清路 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-283848
公開番号(公開出願番号):特開平6-114778
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 機械の緊急停止等においても、ワークが落下しないようなロボットハンドを提供する。【構成】 ロボットハンドHは、チャックシリンダ47の作動によりチャックアーム46b1,46b2によってワーク14を挟持する。機械が緊急停止したような場合、チャックシリンダへの高圧エアの力が弱くなりチャックアームの下側内面に取り付けられたゴム製パッド46c1,46c2の反発力によりチャックアームが外側に開こうとする。このとき、プレートの中央に設けたU字状のブラケット42に取り付けられた偏心カム43が、ロックシリンダ44によって、ロック用レール48をロックしている。偏心カム43は、ロック用レールの外側への移動を妨げるので、ロック用レールと一体的に連結されたチャックアームの移動も妨げられ、従って、ワークが落下しない。
請求項(抜粋):
ロボットアームの先端部に回動可能に支持され、スライド機構を設けると共に両端にストッパを備えてなる棒状のガイド部材と、同ガイド部材にスライド可能に嵌合された一対のスライド部材と、両スライド部材の下面に垂直に取り付けられその下側内面に伸縮性パッドの設けられた板状のチャックハンドと、両端にて前記一対のチャックハンドの内側に取り付けられたチャックシリンダとを備え、同チャックシリンダの作動により前記チャックハンド間の距離を狭めてその間にワークを挟持するロボットハンドにおいて、前記ガイド部材の長辺方向中央にて同ガイド部材面に対して垂直に取り付けられたU字状の支持部材と、前記ガイド部材面に対して平行になるように前記支持部材の内側に回動可能に支持されたロック用偏心カムと、前記スライド部材に水平に取り付けられ、その先端が前記支持部材に挿入され前記偏心カムの下方に位置するロック用レールと、一端にて前記ガイド部材に取り付けられ、他端にて前記ロック用偏心カムに取り付けられ、前記チャックハンドによりワークが挟持されているときに前記ロック用レールが外側に移動しないように前記ロック用偏心カムによって同ロック用レールをロックさせるロックシリンダとを設けたことを特徴とするロボットハンド。
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