特許
J-GLOBAL ID:200903094098577416

内燃機関のエバポパージ装置における機能診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-178316
公開番号(公開出願番号):特開平9-032658
出願日: 1995年07月14日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 エバポリーク診断システムにおいて用いられるキャニスタのベントカットバルブの機能診断を簡単かつ正確に行うことを目的とする。【解決手段】 S1においては、診断開始条件であるか否かを判定し、診断開始条件であると判定された場合には、パージカットバルブとベントカットバルブとを共に閉動作させ(S2)、負圧カットバルブバイパスバルブを開動作させる(S3)。パージライン圧力が上昇したか否かを判定する(S4)。負圧カットバルブバイパスバルブの閉固着、エバポリーク有り、ベントカットバルブの開固着及びベーパ無しの何れかであるとNG判定する(S6)。ベントカットバルブを開動作させ(S5)、パージライン圧力が下降したか否かを判定する(S7)。パージライン圧力が下降したならば、ベントカットバルブが正常であるから、ベントカットバルブ正常と判定し(S8)、パージライン圧力が下降しないならば、ベントカットバルブが閉固着していると判定する(S9)。
請求項(抜粋):
燃料供給系から吸気通路に到る通気路と、前記通気路の途中に介装され、燃料供給系内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記キャニスタ下流側の通気路に介装されて、該通気路を開閉するパージ制御バルブと、前記キャニスタに新気を導入する新気通路に介装されたエバポリーク診断用の新気制御バルブと、燃料タンクとキャニスタ間の通気路に介装され、燃料タンクからキャニスタ方向の流れに対して開弁される一方向バルブをバイパスするバイパス通路に介装されて、該バイパス通路を開閉するバイパスバルブと、前記パージ制御バルブ、新気制御バルブ及びバイパスバルブの開閉を制御するバルブ制御手段と、前記パージ制御バルブ上流側の通気路内圧力を検出する圧力検出手段と、前記バルブ制御手段によって、パージ制御バルブ、新気制御バルブを閉制御して、前記キャニスタ下流側の通気路及び新気通路を閉じた状態と、バイパスバルブを開制御して、バイパス通路を一時的に開いた状態とにおいて、前記圧力検出手段の検出する圧力値により少なくとも新気制御バルブの閉動作機能の診断を行う診断手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関のエバポパージ装置における機能診断装置。

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