特許
J-GLOBAL ID:200903094100717735

熱交換装置および改質装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148166
公開番号(公開出願番号):特開平9-306533
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 反応に必要な熱量が変動した場合には、外部との間の熱交換を速やかに行なわねばならず、熱交換が追いつかなければ熱量に過不足を生じて、改質反応の効率が低下してしまう。【解決手段】 外筒部材20を内筒部材30が貫通するように配置し、外筒部材20に燃焼ガスを供給・通過させ、内筒部材30に熱量を供給可能な熱交換器15を組み込んだ改質器10において、外筒部材20内部にて内筒部材30の壁材を中空にし、この中空部分にメタノール改質であれば200度〜300度の反応温度帯に融点を持つLiNO3 などの蓄熱材31bを収容する。この蓄熱材31bに予め十分な熱量を供給し、蓄熱材31bを溶融し、液相とする。急激に改質燃料ガスを増加させる必要が生じたときに外筒部材20から供給する燃焼ガスによる熱量供給に遅れが生じても、蓄熱材31bが固相に相転移する際、潜熱を発散するため、改質に必要な熱量を十分にまかなうことができる。
請求項(抜粋):
化学的な反応が行なわれる部位の温度を所定の温度帯とするように熱の交換を行なう熱交換装置であって、前記所定の反応温度帯近傍に融点を持つ蓄熱材を、前記化学的な反応が行なわれる部位に近接して配置した熱交換装置。
IPC (3件):
H01M 8/06 ,  C01B 3/38 ,  F28D 20/02
FI (3件):
H01M 8/06 G ,  C01B 3/38 ,  F28D 20/00 C

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