特許
J-GLOBAL ID:200903094100966026

利得可変装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-169822
公開番号(公開出願番号):特開平11-017474
出願日: 1997年06月26日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 DSPによってオーディオレベルを制御する利得可変装置において、簡易な方法により応答性に優れた利得可変を行うことを目的とする。【解決手段】 DSP104は、係数更新処理部104a及び乗算処理部104bを備え、ボリューム値毎に、これに対応する係数変化量と所望係数値を定める。係数更新処理部104aは乗算係数値と所望係数値が異なるとき、両者の大小関係を比較することにより乗算係数値に係数変化量を加算又は減算して乗算係数値を更新する。乗算処理部104bは、入力信号に更新後の乗算係数値と乗算して利得を変化させる。これにより、ボリューム位置に応じた更新時間がほぼ一定になり、更新時の聴感変化を滑らかにすることができる。すなわち、応答性を高めることが可能になる。
請求項(抜粋):
入力信号に対して乗数係数値を乗算して利得を変更する乗算処理部及び前記乗算処理に伴う乗算係数値を更新する係数更新処理部を内蔵したディジタルシグナルプロセッサ(DSP)と、このディジタルシグナルプロセッサを制御する制御部とを備え、前記乗算係数値が利得変更の要求に応じて設定された所望係数値に一致するように前記乗算係数値を更新する利得可変装置において、前記乗算係数値が更新後の所望係数値に一致しないとき、前記係数更新処理部は、前記乗算数値と前記所望係数値の大小関係に応じて、1サンプリング周期に1回、前記乗算係数値に係数変化量を加算又は減算して前記乗算係数値を更新することを特徴とする利得可変装置。
IPC (2件):
H03G 3/02 ,  H04R 3/04 101
FI (2件):
H03G 3/02 A ,  H04R 3/04 101

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