特許
J-GLOBAL ID:200903094106399786
リム付きディスクの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂上 好博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-205818
公開番号(公開出願番号):特開平8-168844
出願日: 1993年11月10日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【課題】塑性加工可能な素材をディスク部(1) とこれに続くリム部(2) とに仕上げるようにした回転鍛造装置において、リム部の寸法精度を向上させること。【解決手段】スリコギ鍛造用金型装置(3) を、ディスク部(1) の一方の第1ディスク面(1a)の形状及びこれに連続するリム部(2) の内面形状に一致させた成形加圧面を具備する第1金型(3a)と、第1金型(3a)に対向配置し且つ外周面を前記ディスク部(1) の他方の第2ディスク面(1b)に連続するリム部(2) の内面形状に一致させた成形加圧面とした筒状の第2金型(3b)と、前記第2金型(3b)に内挿配置され且つ第1金型(3a)に対向する端面を傘状加圧面とした第3金型(3c)とから構成し、前記傘状加圧面の母線の形状を前記第2ディスク面(1b)のそれに一致させると共に、前記傘状加圧面の一方の母線が被加工素材(10)と対接するようにこの第3金型(3c)の回転軸線を傾斜させたこと。
請求項(抜粋):
塑性加工可能な被加工素材(10)を、これを両側から挟圧しつつ同期回転するスリコギ鍛造用金型装置(3) によってディスク部(1) に仕上げると共に、前記金型境界部から外周側に突出する被加工素材(10)の周縁部を、前記金型胴部とこれの外側に配置した加圧ローラ装置(4) との間に挟圧してリム部(2) に仕上げるようにした回転鍛造装置において、スリコギ鍛造用金型装置(3) を、端面をディスク部(1) の一方の第1ディスク面(1a)の形状に一致させた第1ディスク加圧面(31)とし且これに続く外周胴部を前記第1ディスク面(1a)に連続するリム部(2) の内面形状に一致させた第1リム成形面(32)とした第1金型(3a)と、回転軸線を前記第1金型(3a)のそれと一致させて第1金型(3a)に対向配置し且つ外周面を前記ディスク部(1) の他方の第2ディスク面(1b)に連続するリム部(2) の内面形状に一致させた第2リム成形面(34)とした筒状の第2金型(3b)と、前記第2金型(3b)に内挿配置され且つ第1金型(3a)に対向する端面を傘状の第2ディスク加圧面(33)とした第3金型(3c)とから構成し、前記第2ディスク加圧面(33)の母線の形状をディスク部(1) における前記第2ディスク面(1b)のそれに一致させると共に、前記第2ディスク加圧面(33)の一方の母線が被加工素材(10)と対接するようにこの第3金型(3c)の回転軸線を傾斜させた回転鍛造装置。
IPC (4件):
B21K 1/32
, B21H 1/10
, B21J 9/02
, B21K 1/38
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